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【負けず嫌い】ゲームで勝ちにこだわる、一番にこだわる子供への対処法
最終更新:2024.02.22
記事の目次
サマリー
子どもと一緒にゲームなどをしていて、負けるの不機嫌になる。泣いてしまう。という経験をされた方は多いのではないでしょうか。この記事では、負けず嫌いで感情を荒げてしまう子どもに対して家庭で実践している声かけや、負けず嫌いでも比較的楽しめるような、運要素が強かったり協力するようなゲームを紹介しています。
記事の執筆者
度を超えた「負けず嫌い」の息子について
誰もが、勝負事には負けたくないと思うのは当然でしょう。
でも、なかには、負けたくないという一心からズルをしたり、負けそうになると勝負事を途中で投げ出したり、あるいは、負けるかもしれないことに参加すること拒絶したり等、「度を超えた負けず嫌い」に頭を悩ませたことはないでしょうか?
私の息子(長男)も、テレビゲームで負けそうになると途中でプレイを投げ出したり、また、負けてしまうと
「ズルしたから、もう一回!」
や
「負けてなかったもん!」
など感情を荒げて、皆を困らせてしまうことが度々あります。
何事も1番になるために頑張るということは良いことだと思いますが、負けることもあります。
負けることも受け入れられるように家庭で実践していることを紹介します。
我が家での子どもへの声かけ

なんで負けたのかを一緒に考えてみよう!
●概要
1.勝負事の前に「勝っても威張らない」、「負けても怒らない」というルールを設定する。
→勝敗の別で、気持ちが大きく振れないようにするためのもの。
2.勝ち負けの対応に差をつけない。(勝った時にはご褒美をあげるのに、負けた時は、簡単な声かけで済ます等、対応に差をつけない。一緒に寄り添って考える等を行う。)
→勝たなければ褒めてもらいないなどの勝ちへの度を超えた執着を回避する。
3.負けを受け入れて勝つための方法を考える方がすごいと教える。(できたことを褒める。)
●例(兄弟でゲームをさせる場面)
親「今から〇〇ゲームするけど、負けても怒ってダメよ!あと、勝った人も、負けた人の悪口言っちゃダメよ。」
(ゲーム終了(弟の勝ち、兄の負け))
兄「もう一回したい!負けたくない!」
親「何回もやって勝ってもカッコ悪いよ!それよりも、負けたことをグッと我慢する方が凄いんだよ。」
兄「でも勝ちたい!」
親「じゃあ、もう一回だけするけど、まずは、今、なんで負けたのかを一緒に考えてみようか。」
(負けた理由を考え、勝つための方法を案出)
親「難しかったけど、よく考えられたね。次やって勝ってもすごいけど、ここまで考えられた方がもっとすごいよ!素晴らしい!」
1.勝負事の前に「勝っても威張らない」、「負けても怒らない」というルールを設定する。
→勝敗の別で、気持ちが大きく振れないようにするためのもの。
2.勝ち負けの対応に差をつけない。(勝った時にはご褒美をあげるのに、負けた時は、簡単な声かけで済ます等、対応に差をつけない。一緒に寄り添って考える等を行う。)
→勝たなければ褒めてもらいないなどの勝ちへの度を超えた執着を回避する。
3.負けを受け入れて勝つための方法を考える方がすごいと教える。(できたことを褒める。)
●例(兄弟でゲームをさせる場面)
親「今から〇〇ゲームするけど、負けても怒ってダメよ!あと、勝った人も、負けた人の悪口言っちゃダメよ。」
(ゲーム終了(弟の勝ち、兄の負け))
兄「もう一回したい!負けたくない!」
親「何回もやって勝ってもカッコ悪いよ!それよりも、負けたことをグッと我慢する方が凄いんだよ。」
兄「でも勝ちたい!」
親「じゃあ、もう一回だけするけど、まずは、今、なんで負けたのかを一緒に考えてみようか。」
(負けた理由を考え、勝つための方法を案出)
親「難しかったけど、よく考えられたね。次やって勝ってもすごいけど、ここまで考えられた方がもっとすごいよ!素晴らしい!」
子供のありのままを褒めるのが大事!
子供が何かを達成したときは嬉しいですよね。
- 「スゴイ!」
- 「一番なんてスゴイ」
- 「勝てたね!良かったね。」などなど
常にこのように褒めていると、
- 「一番じゃなきゃいけない」
- 「勝たなきゃいけない」
という意識が子供の中に根付いてしまいます。
子供の頑張っている姿や、ありのままを認めて褒めてあげることが重要です。
お子さんが勝ちにこだわって困っている。負けると毎回泣いてしまう。という方は他にもこのような声かけの仕方があります。
=>勝ちにこだわる子ども。大切なのは事前の声かけによる気持ちの準備負けを受け入れるという事については、「負けを受け入れる」ための遊びがあります。
運要素が強かったり、協力するゲーム
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