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勝ちにこだわる子ども。大切なのは事前の声かけによる気持ちの準備
声かけのシーン(背景・導入)
「1番じゃないとやだ!」「勝つまでやる!」と、勝ちにこだわる子どもの対応に悩んでいませんか?
勝負ごとや勝敗のつくゲームをする際は、事前の声かけにより、「負けることだってある」と気持ちの準備をしてあげることが大切です。
そもそも、勝ちたいと思う気持ち自体は生きていく上でとても大切な感情です。
しかし、これがいきすぎてしまうと、自分を負かした相手を責めたり、ズルして勝とうとしたり、かんしゃくを起こしてしまうことがあります。
以前1位でとてもいい思いをした経験があったり、逆に以前1位じゃなかったときに嫌な思いをした経験があったり、お子さんによって勝ちにこだわる要因は様々です。
1位はすごい!1位はえらい!1番はかっこいい!とママパパが子どもに意識づけをしないように、日ごろから実践できる遊びと声かけ例をご紹介します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
どうしても勝ち負けのある遊びの際は、事前の声掛けで気持ちの準備を整えてあげましょう。
「この遊びは、勝ち負けがあります。勝つ人もいるし、負ける人もいます。」
「勝ってもいばりません、負けても怒りません。」
「いつも1番になれるとはかぎりません。」
「今日は2回だけゲームをします。3回目はありません。」
日常的におすすめの遊びとしては、次のようなものがあります。
・負けたほうが勝ちになる「負けたら勝ちじゃんけん」
・小さい数字を出したい「ビリが優勝の人生ゲーム」
・速さより質を重視「1番きれいになぞれた人が勝つ影なぞり」
・譲るとポイントがたまる「景品つきポイントカード」
・3位がいい?「1位と2位が景品がショボいビンゴ」
悔しくて涙をうかべている時は、
「早く走ろうと真剣でかっこよかったよ」
「負けちゃったけどすごい我慢してるの分かるよ。」
「悔しかったんだね。」
「頑張ってるの見てたよ」
と気持ちを受け止めてあげてください。
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