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子供が同級生でなく年上や年下とばかり遊ぶのは何故?要因・背景理解と声かけを紹介します。
最終更新:2024.09.04
記事の目次
サマリー
発達障害など、発達に偏りのある子どもの中には、年上や年下の子、大人とは上手く交流できるのに、同年齢との関係につまずくケースがあります。不登校の子どものうち、大人や下級生とは安心して関われるというケースもよくみかけます。
この記事では、子供が同年齢・同級生と上手く関われないような時の要因・背景について理解しつつ、そんな子供への声かけ例を紹介していきます。
記事の執筆者
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子供が同級生でなく、年上や年下とばかり遊ぶ要因・背景
要因や背景は次のようなものがあります。
〇上下関係が明確なほうが安心できる
頼りになる年上、助けてあげる年下など。
年上の子の存在があると、その指導的な役割に頼ることが出来る為、安心して遊ぶことができます。また、年下の子供と遊ぶ場合は、自分が助ける側に立ち、リーダーシップを発揮することができます。
〇対等な関係の付き合い方がよくわからない
一方で、同年齢・同級生の友達との対等な関係の付き合いでは、意見の対立や競争が生じることが多く、ストレスを感じ、対処法が分からないためにそれを避けたいという思いが働きます。
〇同年齢の友達が必要だと感じていない
例えば、兄弟姉妹がいる家庭では、普段から年齢差のある関係に慣れているため、自然と年上や年下の子を遊び相手として、選ぶことがあります。
これとは逆に、異年齢の子と関わることが苦手で、同年齢のほうが気楽、という子もいます。
↓異年齢の子との関わりが苦手なお子さんにおススメの記事はコチラ↓
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年上や年下とばかり遊ぶ子供にはこんな声かけ

気の合う子と過ごそうね
■子どもに親の心配や価値観を押し付けないようにしましょう
△「友達の数は多いほうがいい」
△「同年代と付き合えないと社会に出て困るよ」
△「集団で遊ばないとだめだよ」
△「年下の子と遊んでないで、クラスの子たちと遊びなさい」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
子ども自身がどのようにして過ごしたいのかよく聞き取り、子どもの気持ちを尊重した声かけをしてあげましょう。
〇「気の合う子と過ごそうね」
〇「全員と仲良くなる必要はないよ」
〇「苦手な子がいてもいいんだよ」
〇「話しかけられたら無視はしないで返事をしようね」
〇「お礼や挨拶をすることが大切だよ」
■同年齢とコミュニケーションをとる機会を作る
「〇ちゃんはどう思うか聞いてみてごらん?」
「〇くんの意見はなんだった?」
■子どもによっては同年齢の存在を定義してあげると楽になることも
・年上は頼りになる、手伝ってくれる、優しくしてくれる存在
・年下は助けてあげる、教えてあげる、優しくしてあげる存在
という明確な関係性をもつことで子どもが安心できるのであれば、
・「同年齢は、ひとりじゃ難しいことに取り組むときに、協力する存在だよ」
・「お互いに手伝ったり、手伝ってもらったり、助け合う存在だよ」
といったように定義してあげるのも良いかもしれません。
△「友達の数は多いほうがいい」
△「同年代と付き合えないと社会に出て困るよ」
△「集団で遊ばないとだめだよ」
△「年下の子と遊んでないで、クラスの子たちと遊びなさい」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
子ども自身がどのようにして過ごしたいのかよく聞き取り、子どもの気持ちを尊重した声かけをしてあげましょう。
〇「気の合う子と過ごそうね」
〇「全員と仲良くなる必要はないよ」
〇「苦手な子がいてもいいんだよ」
〇「話しかけられたら無視はしないで返事をしようね」
〇「お礼や挨拶をすることが大切だよ」
■同年齢とコミュニケーションをとる機会を作る
「〇ちゃんはどう思うか聞いてみてごらん?」
「〇くんの意見はなんだった?」
■子どもによっては同年齢の存在を定義してあげると楽になることも
・年上は頼りになる、手伝ってくれる、優しくしてくれる存在
・年下は助けてあげる、教えてあげる、優しくしてあげる存在
という明確な関係性をもつことで子どもが安心できるのであれば、
・「同年齢は、ひとりじゃ難しいことに取り組むときに、協力する存在だよ」
・「お互いに手伝ったり、手伝ってもらったり、助け合う存在だよ」
といったように定義してあげるのも良いかもしれません。
記事の執筆者
・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる
【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価
【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる
【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価
【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
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