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子供が同級生と遊ばない。年上・年下などの異年齢の友達とばかり遊ぶのは何故?
声かけのシーン(背景・導入)
発達に偏りのある子どもの中には、年上や年下の子、大人とは上手く交流できるのに、同年齢との関係につまずくケースがあります。
不登校の子どものうち、大人や下級生とは安心して関われるというケースもよくみかけます。
要因や背景は次のようなものがあります。
・上下関係が明確なほうが安心できる
(例:頼りになる年上、助けてあげる年下)
・対等な関係の付き合い方がよくわからない
・同年齢の友達が必要だと感じていない
これとは逆に、異年齢の子と関わることが苦手で、同年齢のほうが気楽、という子もいます。
↓異年齢の子との関わりが苦手なお子さんにおススメの記事はコチラ↓
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今回は、同年齢の子との関わりが苦手なお子さんへの声かけをご紹介します。
広告部分
こんな「声かけ」がおすすめ!
■子どもに親の心配や価値観を押し付けないようにしましょう
△「友達の数は多いほうがいい」
△「同年代と付き合えないと社会に出て困るよ」
△「集団で遊ばないとだめだよ」
△「年下の子と遊んでないで、クラスの子たちと遊びなさい」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
子ども自身がどのようにして過ごしたいのかよく聞き取り、子どもの気持ちを尊重した声かけをしてあげましょう。
〇「気の合う子と過ごそうね」
〇「全員と仲良くなる必要はないよ」
〇「苦手な子がいてもいいんだよ」
〇「話しかけられたら無視はしないで返事をしようね」
〇「お礼や挨拶をすることが大切だよ」
■同年齢とコミュニケーションをとる機会を作る
「〇ちゃんはどう思うか聞いてみてごらん?」
「〇くんの意見はなんだった?」
■子どもによっては同年齢の存在を定義してあげると楽になることも
・年上は頼りになる、手伝ってくれる、優しくしてくれる存在
・年下は助けてあげる、教えてあげる、優しくしてあげる存在
という明確な関係性をもつことで子どもが安心できるのであれば、
・「同年齢は、ひとりじゃ難しいことに取り組むときに、協力する存在だよ」
・「お互いに手伝ったり、手伝ってもらったり、助け合う存在だよ」
といったように定義してあげるのも良いかもしれません。
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