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【コミック会話】我が家の自己中心的な息子に効果のあったコミュニケーショントレーニング
声かけのシーン(背景・導入)
私の息子が通う児童発達支援サービスで行われているトレーニングについて紹介します(自閉症の子供をメインに広く認知されているトレーニングだそうです。)。
このトレーニングだけのおかげだとは言い難いですが、自己中心的だまた息子が、相手の気持ちを考えてコミュニケーションを取れるようになってきました。
本方法は、聴覚情報のほか、視覚情報も用いるので、子供の理解が容易で、さまざまな特徴を持った子供に活用できます。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
⚫︎概要
紙に問題状況を簡単に描写し、その場面に登場する人が、何を思って、どんな言葉を発したら良いのかを考察していく。
⚫︎ポイント
•子供の考えを肯定し(否定しない。)、自己肯定感が損なわれないようなする。
•良い考えが出た時は、必ず褒める。
⚫︎やり取り例(学校で友達と喧嘩したと話を聞いた時にやった時のもの)
(紙に棒人間2人(息子と友達)とそれぞれに吹き出しを描いて準備完了、紙を見ながらやり取り開始)
親「どうして、〇〇くんとけんかになったの?」
子「だって〇〇くんがぶつかってきたから、叩いた。」
親「じゃあ、⬜︎⬜︎(息子)がぶつかられた時、何を思ったか、⬜︎⬜︎の吹き出しに書いてみて。」
子(「いたかった」と記入)
親「ぶつかられたら、痛いよね。でも〇〇くんは、⬜︎⬜︎にわざとぶつかってきたのかな?」
子「違うと思う。」
親「じゃあ、わざとでないなら、ぶつかった時、〇〇くんは、どう思ったかな?〇〇くんの吹き出しに書いてみて。」
子(「いたかった」と記入)
親「じゃあ、⬜︎⬜︎は叩いて良かったのかな?」
子「ダメ。」
親「じゃあ、⬜︎⬜︎はどうすれば良かった?」
子「〇〇くんも痛かったから、「大丈夫?」っていえばよかった。」
親「そうだよね。そうしたら〇〇くんも「大丈夫?」って言ってきてくれたかもね。」
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こんなお子さんにおすすめ!
材料:
紙と鉛筆