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【年少の子の友達作り】どう仲良くなればいいか分からない子への親からのサポート方法
声かけのシーン(背景・導入)
どんな専門家でも「友だちになる方法」を明確に教えることは出来ません。
「友達になろうって言うんだよ」「勇気を出して!」とか「がんばって」と言ってしまいがちですね。
もちろん、その言葉がけが大成功することもあります。
でも、友だちの輪に入っていくこと自体がスムーズにできない子には、どんな声がけをしてあげればいいのでしょうか?
明確な「友だちになる方法」がない代わりに、話をするきっかけを作る方法は存在します。
遊びや作業の時に、友達になりたいなと思う子と、並行遊び――つまり、同じことをしてみるのです。
三歳くらいのお子さんは、自然と並行遊びをして、それから集団遊びへと遊びを発展させていきます。
それを真似て、同じ遊び、同じ作業を隣でしてみると、微笑み合ったり、やり取りがうまれる確率が上がります。
同じ動作をすることで、親しみやすい雰囲気にもなりますね。
物の貸し借りでも、手伝いでも、会話をするきっかけがうまれれば、相手を好きになる場面も生まれるかもしれません。
小さな並行遊びから、お友達になる道を探っていきましょう。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
まねっこされるのが嫌いな子もいますが、同じ遊びをしたいと一言声をかければ、トラブルは少なくなります。
「仲良くなりたい子の近くに行って『ぼくも、そのあそびしてもいい?』っていうんだよ」
とお子さんに伝えておきます。
「どうやるの?」
「これを使ったらもっと面白いんじゃない?」
と、遊びの中でかける言葉も決めておくといいかもしれません。
自分から声がけすることが難しい時は、「お手伝いをしてみる」という方法はどうでしょうか。
相手が砂場で水遊びをしていたら、水をくんでいって、
「どうぞ」
と渡します。
きっと
「ありがとう」
という言葉が返ってくるはずです。
外国語でのコミュニケーションを習った時、恩師はスモールトークがとても重要だと教えてくれました。
「いい天気だね」
「ほんとうだね」
そういったやり取りが成立するところから友人関係への可能性がひろがります。
小さな会話から、広がっていく人間関係を見守っていきましょう。
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