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夜更かしが小中学生の子どもに与える影響と対策のコツ4点
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
小学生低学年くらいまでは心がけていた早寝早起きですが、中学年、高学年になってからは、夜更かししてしまうことが増えてきますね。
更に、中学生になると、睡眠時間を保護者がコントロールすることはなかなか難しくなってきてしまいます。
乱れてしまった睡眠時間を調整し、睡眠時間をしっかりと確保するために、少しだけ「ねかしつけ」を復活させてみませんか?
日本の幼児の睡眠時間は世界で最も短いことをご存じでしょうか。小中学生になると更に短くなります。
保護者がどんなに早く寝るように言っても、子どもたちは夜更かしをやめません。
この場合、どのように言葉がけをするかを考えるよりも、大人が睡眠に対する考え方を改め、行動を変える必要があります。
■夜更かしと睡眠不足の子どもへの悪影響
睡眠不足は様々な場面で子どもの生活を難しいものにしてしまいます。
睡眠不足の子どもたちには以下のような問題がおきがちです。
・問題行動の増加
・感情のコントロールが効かない(ADHD傾向がある場合、悪化することも)
・正常な神経の成長を阻害
・学力の低下
・集中力の低下
子どもたちにとって、いかに睡眠が大切かわかりますね。
とはいえ、忙しい大人が子どもの寝る時間に一緒に就寝するのは難しいことです。
子どもたちが幼児だった頃、どうやって寝かしつけをしていたのか思い出してみましょう。寝かしつけに苦労した方も多かったはずです。
大きくなっても子どもたちが眠くなる条件は変わりません。
・眠る雰囲気を作る
・興奮させない
・快適な眠る空間を作る
このポイントを押さえて、大きくなった子どもたちの寝かしつけを考えていきましょう。
習慣化にかかる日数は三週間ほどかかります。
自分で長く寝ることが日常生活をよくするという体験をするために、最初の五日間ほどは家族で協力して、早く寝ることに付き合います。
自分で睡眠時間の大切さを再確認することが「小中学生の寝かしつけ」のポイントです。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
寝付くまで寝室で見守る了承もとります。
あくまで、睡眠時間を整えるためだとよくお話しして、過度にプライベートを侵害するようなことがないようにします。
見たいテレビなどは、録画したりして、不満が出ないようにしましょう。
「必要なだけ寝て、学校に行くのを経験してみて」
「寝れるようになったら、一人で時間を決めて眠れるようにしようね」
と、家族での睡眠改善の目的を話し合っておきます。
②大人の活動が子どもを覚醒させないように、眠る部屋を整えます
・適当な暗さ、温度、静寂さを保つ(サイトを参考)
・電子機器をオフにする
・眠る以外のことを寝室でしない工夫をする
子どもたちに「寝てくれ」と言葉で頼んでも、行動に移すのは難しいものです。
まずは大人が行動を変えることで、早寝の習慣を整えます。
④静かに座って、子どもたちが寝付くのを待つ
声掛けはシンプルに、落ち着いた声で。
子どもが反発するような言い方は避けるようにしましょう。
「九時だから、もう布団に入ろう。照明を消すよ。」
「今日はたくさん寝るから、明日すっきりと起きられるね」
「温度調節して、目覚ましをかけて」と自分で寝室を整える声掛けも◎
眠る前の軽いおしゃべりは、学校であったことなどを話す良い時間にもなるでしょう。
そのまま大人も眠ってしまったほうが健康にいいのですが、用事がある場合は、子どもたちが寝付いてから、活動を開始します。
よく寝ると調子がいいということを経験して、積み重ねていく第一歩を踏み出しましょう。
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