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【3, 4歳】子どもの声が大きい時の対処法は、ママ・パパの I (アイ)メッセージ
発達の段階に合わせてアプローチを変えるのが重要ですが、3-4歳くらいだと他人の感情を配慮して行動を決めることがあまり出来ないので、ママパパから具体的に取って欲しい行動を伝えるのが大切です。
声かけのシーン(背景・導入)
レストランなどの公共の場所で大きな声で喋るお子さんに対して「もっと静かに」と注意したことがある方は多いのではないでしょうか。
大人でもそうですが、子どもは特に楽しくなると声が大きくなってしまいますよね。
最もラクに静かにさせる方法は動画を見せることだと思いますが、毎回動画を見せることに抵抗を感じる方もいるはず。
玩具を持って行ったり、様々な対策を取ることは出来ますが、ここでは
「なぜ静かにするべきか」
「なぜ静かにしてほしいか」
子どもに伝える具体例をご紹介いたします。
ここでのポイントとしては、周囲への配慮について言及しながらも、 I (アイ)メッセージで親からの気持ちを伝えることです。
子どもが他人のことも想像して考えられるような発達段階にいれば「周囲の人が嫌な気持ちになる」ということは理解できますが、3-4歳だと、まだ難しいかもしれません。
なので、ここでは親がどう感じるか。どうして欲しいか。という観点で話をします。
そして「うるさい」「やめて」等と否定的に話をするのではなく、取って欲しい行動を具体的に伝えるというのもポイントです。
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まず共感するところから始めます。
最初から強い口調で叱ったりしてしまうと、その後の事は何も聞いてくれません。
「○○はおしゃべりが好きだね。パパ/ママも〇〇とお話しするの好きだよ。」
それから、その場でのルールやマナーについて話をしてみます。
「ここにいる人たちも皆おしゃべりが好きで、みんなが話出来るように少し小さい声にしようか。」
「おしゃべりしたい人もいれば、静かにしたい人もいて、間をとって小さい声で喋るルールになっているんだよ。」
最後に「I(アイ)」メッセージで伝えます。
子どもにとっては、名も知らぬ他人の気持ちより、目の前にいるママ・パパがどう思うかが重要です。
「キレイな音楽が流れているよ。ママ・パパはこれも聞きたいな。」
「だからちょっとだけ静かな声で喋れるかな。」
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