子どもへの声かけレシピ集
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ケンカ?いやがらせ?園で嫌なことがあったときは、“子ども中心”の対応を。
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ケンカ?いやがらせ?園で嫌なことがあったときは、“子ども中心”の対応を。

ケンカ?いやがらせ?園で嫌なことがあったときは、“子ども中心”の対応を。

最終更新:2023.03.29

記事の目次

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記事の執筆者

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ
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声かけのシーン(背景・導入)

「あのねママ…Aちゃんに意地悪されたの…」
「パパァ…Bくんが最近無視してくるの…」

子どもが泣きながらこんな報告をしたら、どうしますか?

(なんてこと!うちの子になにしやがる!)
と、真っ先に相手のご家庭や園の先生に訴えたくなるママパパもいることでしょう。しかし、こんな時こそ大切な基本的姿勢は、“子ども中心”であることです。

親が勝手に(本人の意思を確認しないまま)勢いよく動いてしまい、あとから子どもが「そんなこと望んでいなかった!」「おおごとにしたくなかったのに!」と悲しい気持ちになることがあります。

嫌なことがあったら、本当はどうしたかったのか、この先どうしたいのか、ママパパに何をしてほしいのか、子どもに“聞き”、“子ども中心”の対応を実践してみましょう。



こんな「声かけ」がおすすめ!

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〇ちゃんは、Aちゃんと、どうしたい?
①まずは何があったのか、子ども目線の言い分を聞きましょう
「意地悪されたって、どういうことがあったのか教えてくれる?」
「無視されるって、どんな感じだったのかお話してくれる?」
子どもの言うことは100%事実ではありません。しかし、その子にとってはそれが“主観的現実”になります。多少、自分にとって都合の悪いことがなくなっていたり、オーバーに脚色されていたとしても、子どもの言い分を丁寧に聞き取ってあげる、という姿勢が大切です。

②どんな気持ちになったのかを表出させ、いたわりましょう
「無視されたとき、どんな気持ちになった?」
子どもが「悲しかった」と言ったら、そのまま「そっか。無視されて、悲しかったんだね」と受け止めます。

③どうしたかったのかを言語化させましょう
「本当はBくんと、どうしたかったのかな?」
→子どもが「ゲームのことをもっとお話ししたかった」と言ったら、そのまま「そっか。Bくんとゲームのことを話したかったのに、返事がもらえなかったんだね」と受け止めます。

④どうしたいのかを聞き取りましょう
「〇ちゃんは、Aちゃんと、どうしたい?」
→「仲良くしたい」と言ったら、「そっか。Aちゃんと、仲良くしたい気持ちなんだね」と受け止めます。

⑤アイディアを尋ねてみましょう
「Aちゃんと仲良くするために、何か良いアイディア、ありそうかな?」
良いアイディアを浮かばせることが目的ではありません。幼いなりに問題解決を試みる、という時間を作ることが大切です。

⑥ママパパが味方だと伝えつつ、何をしてほしいのか聞き取りましょう
「ママパパが味方だからね。〇ちゃんがAちゃんと仲良くできるために、ママパパにしてほしいことあるかな?」
「〇ちゃんがBくんとゲームの話をするために、ママパパにお手伝いできることあるかな?」

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
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・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価

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・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
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