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4~6歳の癇癪への対処方法:「ルールの設定」と「教えて・見せて・やらせて・褒める」
声かけのシーン(背景・導入)
保育園の年中~年長さんは、様々なことが自分ひとりでできるようになってくる反面、まだ自分の感情の制御が上手でないため、自分の願望・意思に対してそれに反することが起こると感情をうまく処理できず、イヤイヤ期のような癇癪を起しやすいと思います。
特に、こだわりが強い子などは、その傾向が顕著化と思います(私の息子がそうです・・・)。
一方、2歳前後のイヤイヤ期とは違い、周りとの協調・調和能力や理解力が格段に向上しているため、癇癪を予防することは可能です。
これから紹介するのは、私の息子たちが通う保育園で、先生方が行っている、年中・年長さんの癇癪に対処する方法について紹介します。
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●年中・年長さんの癇癪が起こりやすい状況
①他者とのゲームや競争等において自分の意思・願望に対して、その通りにことが運ばない場合
②一人遊び・行動において、自分ができると思っていたことがなかなかできない場合
●対処方法の概要(ポイント)
①の場合:予めルールを決めてみんなに納得をさせておく。(癇癪を起しやすい状況を把握しておき、起こしやすい状況に入る際は、必ず、事前にルールを定めておく。)
②の場合:説明しお手本を見せ、最後は自分でやらせ、褒める!(感情が高ぶっているため、説明はゆっくりとした口調で丁寧に行う。)
●会話例
①の場合:兄弟(2人)に好きなお菓子(チョコorグミ)を選ばせる場面
長男「チョコレート食べたいな。」
次男「僕もチョコレート食べたい!!」
親「じゃあ、今からじゃんけんをして、勝った人がチョコレートで、負けた人がグミね。いいですか?」
長男・次男「OK!」
(じゃんけんで次男が勝利)
長男「チョコレート食べたかったな…(ちょっと泣きそう)」
親「でもじゃんけんで勝った人がチョコだったでしょ。いいよね?」
長男「わかった。」
②の場合:自分でお菓子の袋をなかなか開けられない場面
子「あーーーこれどうやってあけるの!!できない!!(叫び)」
親「ほら、落ち着いて、パパに袋を貸して。
今から開け方教えるね、簡単だよ!
袋の端のギザギザのところをよく見て。
ここだけ、少し切れ目が入っているでしょ。
ここを両手でえいってすれば、開けられるよ。やってみて!」
子「(半ば投げやりに)えいっ!!
あ、開いた!できた!」
親「すごいじゃん!できたね!」
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