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【1, 2, 3歳】癇癪を起こす子どもには「声をかけすぎない」対応が必要
最終更新:2024.04.24
記事の目次
サマリー
子どもが癇癪を起した時は、無理に介入するのではなく一歩引いて「子どもを見守る」対応方法があります。その際には子ども向けのスペースを作ってあげて、その場所には危険なものがないような環境にしていくことが大切です。
記事の執筆者
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声かけのシーン(背景・導入)
何か嫌なことがあった、思い通りにならなかった、などで癇癪を起こし、なかなか収まらない。どんなに声をかけてもずっと怒ってる。泣いている。
というのは子どもにはよくあることだと思います。
実際に私も保育士をしている中で対応したことがあるし、困っている保護者さんを見かけたこともあります。
癇癪は、自身の欲求不満を上手く伝えられる程には言葉が発達していないことが要因として考えられます。また、空腹時や疲労を感じている時も癇癪が起きやすいです。
そんな状態で子どもに声をかけすぎたり、関わりすぎると逆効果のパターンもあります。
何となく、子どもが泣いていると「親として何かしなければならない!!」と感じてしまうかもしれませんが、そこは冷静になり一歩引いてみることも大切です。
ここでは、声をかけ過ぎず「子どもを見守る」方法について紹介します!
こんな「声かけ」がおすすめ!

あっちいってほしいんだね。じゃあ落ち着いたら教えてね。
癇癪を起こした時、
「こないで!」
「あっちいって!」
など子どもから言われることもありますよね。
そのまま声をかけすぎたり関わりすぎるとますますヒートアップしてどうしようもなくなる…なんてこともあります。
かといって
「じゃああっち行ってるから!」と言うと
「なんで!」と怒ったり
…子どもの気持ちは難しいですよね。
「あっちいって!」と言われた時は子どもの気持ちを受け止めつつ、その子の気持ちが落ち着くまで少し離れるのが有効な場合があります。
「あっちいってほしいんだね。じゃあ落ち着いたら教えてね。」
というように気持ちを一度肯定してから、落ち着く時間を作るといいかもしれません。
また、発達がゆっくりな子どもの場合、この時に子どもの落ち着く場所があればなおいいかもしれません。
例えば段ボールハウスだったり、小さなテントだったり、子どもの視界が遮られるものがいいと思います。
少し狭いところや小さなスペースが落ち着く子どもはわりと多いので、そこでクールダウン、というのも一つの手だと思います!
■注意点
子どもの落ち着く場所の確保をする場合は、周囲に危険なものは置かないようにする必要があります。以下のようなものがないか、ご確認ください。
・鋭利なモノ、危険なモノ
ナイフ、はさみ、カッター、その他工具、ガラス製品など。これらの物が手の届く場所にあると、興奮して振り回したりする可能性が有ります。
・可燃物
ライター、マッチなど。年齢によっては自身で火をつけて、火事になる可能性が有ります。
・壊れやすいモノ
ツボ、コップ、お皿、花瓶、その他高級品などは壊れる可能性が有ります。
・電化製品
テレビ、PC、音響機器などに対して、叩いたり蹴ったりする可能性が有ります。
また、電源コードなども危険です。
・小さい玩具
ビー玉、スーパーボール、玩具のかけら、パーツなどは口に入れる可能性が有ります。
・毒性のあるもの
洗剤や薬品、その他口に入れてはいけないものは、置かないように気を付ける必要があります。
「こないで!」
「あっちいって!」
など子どもから言われることもありますよね。
そのまま声をかけすぎたり関わりすぎるとますますヒートアップしてどうしようもなくなる…なんてこともあります。
かといって
「じゃああっち行ってるから!」と言うと
「なんで!」と怒ったり
…子どもの気持ちは難しいですよね。
「あっちいって!」と言われた時は子どもの気持ちを受け止めつつ、その子の気持ちが落ち着くまで少し離れるのが有効な場合があります。
「あっちいってほしいんだね。じゃあ落ち着いたら教えてね。」
というように気持ちを一度肯定してから、落ち着く時間を作るといいかもしれません。
また、発達がゆっくりな子どもの場合、この時に子どもの落ち着く場所があればなおいいかもしれません。
例えば段ボールハウスだったり、小さなテントだったり、子どもの視界が遮られるものがいいと思います。
少し狭いところや小さなスペースが落ち着く子どもはわりと多いので、そこでクールダウン、というのも一つの手だと思います!
■注意点
子どもの落ち着く場所の確保をする場合は、周囲に危険なものは置かないようにする必要があります。以下のようなものがないか、ご確認ください。
・鋭利なモノ、危険なモノ
ナイフ、はさみ、カッター、その他工具、ガラス製品など。これらの物が手の届く場所にあると、興奮して振り回したりする可能性が有ります。
・可燃物
ライター、マッチなど。年齢によっては自身で火をつけて、火事になる可能性が有ります。
・壊れやすいモノ
ツボ、コップ、お皿、花瓶、その他高級品などは壊れる可能性が有ります。
・電化製品
テレビ、PC、音響機器などに対して、叩いたり蹴ったりする可能性が有ります。
また、電源コードなども危険です。
・小さい玩具
ビー玉、スーパーボール、玩具のかけら、パーツなどは口に入れる可能性が有ります。
・毒性のあるもの
洗剤や薬品、その他口に入れてはいけないものは、置かないように気を付ける必要があります。
記事の執筆者
はじめまして。ナナと申します。
元幼稚園教諭・現役保育士で一児の母です!
保育歴は9年目で、乳児から幼児まで経験があります。
また、大学時代にはグループホームでアルバイトしていた経験もあり、知的に遅れのある子とも関わっていました。
卒業論文で子どもへの声かけをテーマにしたこともあり、声かけについては日々試行錯誤しながら保育や育児に活かしています。
様々な経験を活かして、子どもとの関わり方について発信していけたらと思っています。
少しでもお役に立てたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
元幼稚園教諭・現役保育士で一児の母です!
保育歴は9年目で、乳児から幼児まで経験があります。
また、大学時代にはグループホームでアルバイトしていた経験もあり、知的に遅れのある子とも関わっていました。
卒業論文で子どもへの声かけをテーマにしたこともあり、声かけについては日々試行錯誤しながら保育や育児に活かしています。
様々な経験を活かして、子どもとの関わり方について発信していけたらと思っています。
少しでもお役に立てたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
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