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嫌と言えず押し付けられる。嫌なことをされる。友達の言いなりになる子どものサポート
声かけのシーン(背景・導入)
自分の気持ちをうまく言葉や態度で表現できない子どもがいます。
そのため、友達にからかわれても「嫌」と言えなかったり、断れずに言いなりになってしまったりします。
損な役回りを押し付けられた時も、はっきりと表情や態度に表せないために、相手から「いいよ」という意味で受け入れられてしまうこともあります。
クラスメイトに嫌なことをされたときに、先生に伝えられないというのは、学校生活を送る上でとても苦しい状況を生み出してしまうため、「嫌」という力を身に付けたり、気持ちを伝える力をつけていくサポートが必要です。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
■自分の快・不快に気づく練習をする
イラストなどを使って、不快度を5段階で表現する練習をしましょう。
「1から5まで、今の嫌な感じはいくつかな?」
■子どもの話をじっくり聞く時間をもつ
子どもは上手く説明できないことを、「知らない」「分からない」「忘れた」という言葉で片付けがちです。
「それはこういうこと?」と丁寧に話すを聞き取る時間を意識しましょう。
■否定・拒否することは悪いことではないと教える
「嫌なことをされたときは、大きな声で、いや!やめて!って言っていいんだよ」
「やめて!と言わないと、相手の子は、もっとやっていいんだ、って思っちゃうの」
■「いやだ!」「やめて!」と言う練習する
ママ「ママのあとに続けて言ってみよう!やめて!」
子ども「や、やめて…」
ママ「そうそう。せーの!やーめーてー!」
子ども「やめてー…?」
ママ「いいよいいよ、大きな声で言うともっといいよ!やめて!!」
子ども「やめて!」
■先生に話すことを促す
もちろん緊急的なトラブルであれば、親から先生に伝えるべきですが、そうでない日常的なすべてのことまで親が先生に話していては、子ども自らが先生に伝えるチャンスを失ってしまいます。
たとえば、「自分で先生に言えそう?」と確認し、子どもが「言えそう」だと言うのならば、「じゃあ、木曜日までに先生に伝えてごらん」と伝えます。そして、「木曜日までにお話できなかったら、金曜日にママから言うね」とフォローしてあげると良いでしょう。
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