子どもへの声かけレシピ集
playList | プレイリスト
困った時の声かけ あそびと声かけ 絵本と声かけ
0-2歳の声かけ 3-5歳の声かけ 小学生の声かけ
ホームへ トップページ
 > 
記事一覧
 > 
予防接種を怖がる子どもへ|注射が嫌いな子への声かけと対策
ホームへ トップページ
 > 
不安・緊張
 > 
予防接種を怖がる子どもへ|注射が嫌いな子への声かけと対策
ホームへ トップページ
 > 
困った時の声かけ
 > 
予防接種を怖がる子どもへ|注射が嫌いな子への声かけと対策

予防接種を怖がる子どもへ|注射が嫌いな子への声かけと対策

最終更新:2023.11.06

記事の目次

サマリー

注射が怖くて、毎回暴れてしまうお子さんは多いと思います。

痛みが嫌だということもあるでしょうし、その場面そのものが怖いというお子さんもいるでしょう。

子どもの頃の痛みや恐怖は、長く人生に影響します。

我慢したり、押さえつけたりしてどうにか注射するということより、恐怖や痛みを感じない方法を探すという選択肢を増やしていく時代になってきているように思います。

お子さんが感じる恐怖感がどれほどなのかをよく観察して、「我慢」で対処して大丈夫なのかを考えることも忘れずにいましょう。

この記事では、子どもにとって「怖い」注射を前にして、子どもとどのようにコミュニケーションをするのか、具体例を紹介します。
レシピ画像

記事の執筆者

小学生の息子と中学生の娘の母です。
保育資格、幼稚園教諭免許を持っています。
子ども英会話教室講師を経て、個別指導教室で園児さんから高校生まで、いろいろな発達段階のお子さまの学びに携わっております。
もっと見る

注射の痛みはどこからくる?その心理は?

注射の痛みは、本人の皮膚感覚の過敏さや、注射を受ける部位、看護師さんやお医者さんの慣れや技術、緊張感などによって違ってきます。

いくら安心させようと「大丈夫」と繰り返しても、どうにもならない場合もあります。

子どもの頃の恐怖体験から、注射恐怖症になってしまって、大人になっても注射の場面で迷走神経反射がおきてしまう人もいます。緊張しすぎて気持ちが悪くなったり、倒れてしまったりするのです。

針を刺されるのですから、回数を重ねても慣れないのは仕方のないことです。取り返しのつかない恐怖症になってしまう前に、医療機関に注射が苦手だと伝えて、協力を仰ぐことが大切です。

最近、皮膚感覚の過敏なお子さんに、注射前に麻酔テープを貼っておく方法があると知りました。私もその時知っていれば、子どもが泣き叫ぶ時に医療機関に使用をお願いしたかもしれません。



注射を怖がる子どもへの気の逸らし方

お気に入り登録
注射が終わったら、どっちの方が痛かったか教えて
怖がりの息子のいる我が家で行っていた、注射を受ける時の気の逸らし方を一つシェアしようと思います。

注射は行きつけの病院、行きつけのお医者様で受けるようにします。

新しい病院などでは緊張感が増してしまう子もいます。

『いつものお医者さん』を持ちましょう。

順番が近づいてきたら注射ごっこをします。

「じゃあ、これから注射しますよ。チクッっとしますからね」

といって、子供の手を小さく抓ります。痛すぎないようにしてください。本当に、ちくっとするくらいです。

「どう? すごくすごく、すご~く、痛かったでしょ? 本当の注射くらい痛いでしょ?」

子どもは、「全然痛くなかったよ」と答えるでしょう。

「そうかな、絶対このくらい痛いとおもうけどなぁ」

「どのくらい痛いかお母さんの手も抓ってみて」

今度は子どもが母の手をつねります。

「あ、これは痛いね、〇〇君の注射くらい痛いかな?」

お子さんは、お母さんが注射を受けさせたくて言っているんだなと思うので

「本当の注射の方が痛いとおもう」と主張します。

「じゃぁ、どっちが痛かったか、お医者さんの注射とくらべてみてよ! 絶対お母さんの注射の方が痛いと思うよ」

「ほんとの注射の方が痛いって」

確かめるためには注射を受けてみなければなりませんね。

「注射が終わったら、どっちの方が痛かったか教えて」

注射が怖いのは変わりませんが「どっちが痛いか」というゲーム性がでてくると、少しは診察室に入ってみる気になるかもしれません。

結局、怖がりの息子には通用しませんでしたが、娘は面白がって診察室に入ってくれました。

何をしてもダメそうなときは、注射が痛くなくなる局所麻酔テープが使えるかどうか、お医者様と相談してみてください。

注射の恐怖に対する記事がございましたので、参考にしていただければと思います。


小学生の息子と中学生の娘の母です。
保育資格、幼稚園教諭免許を持っています。
子ども英会話教室講師を経て、個別指導教室で園児さんから高校生まで、いろいろな発達段階のお子さまの学びに携わっております。

閲覧数・いいね数

閲覧数 number of view

1076

いいね いいねの数

3

お役立ちコンテンツ


参考・外部リンク

【時事メディカル】大人になっても注射の恐怖
子どもの時に痛み緩和 https://medical.jiji.com/topics/706 #時事メディカル

こどもとおとなのワクチンサイト 痛くないワクチンのうちかた
https://www.vaccine4all.jp/topics_M-detail.php?tid=24

こっこ先生
注射が極端に苦手な子にしてあげられること
https://ch-playlist.com/recipe_public/969





2023/07/31 対象 6歳~

2023/03/02 対象 4歳~

2023/03/07 対象 6歳~

2024/10/22 対象 3歳~

2024/01/07 対象 3歳~

2023/05/06 対象 3歳~

\「不安・緊張」に関する記事をもっと見る!/
もっと見る 検索






耳で子育て。気軽に学べる・共感できるPodcast、配信中!

コドモトハナス アイコン
コドモトハナス
-心理士とパパの子育て相談室-
ピンチ!子供が朝から癇癪(かんしゃく)。パートナーが協力的でない。仕事も子育ても中途半端。これって私だけ?

子育ての数々の悩ましいシーンでどのようにコミュニケーションすればいいのか、2人の子を育てるはじめるパパと臨床心理士・公認心理師のこっこ先生が話をしていく番組です。

聞いた瞬間から使えます。おすすめ!
#2-10 言う事を聞かない子ども:要因の分解と対処法 2025/6/6 最新話

#2-9 子どもの癇癪はいつ起きる?“観察”と“予防”で子育てがラクになる 2025/5/30

#2-8 親に育児を手伝ってもらえない…その理由と上手に助けを求める方法とは? 2025/5/23

お好きなサービスで聴けます
SNS更新中!
Instagramをフォローして最新情報をチェック!
link to instagram


発達支援の舞台裏 アイコン
発達支援の舞台裏
~児発・放デイの魅力とリアル~
子供の発達やトレーニングなどについて、児童発達支援や放課後等デイサービスで働くプロフェッショナルの方々に学びながら、そこで働く「人」の魅力に焦点を当てていく番組です。

様々なゲストをお招きし、普段あまり触れる機会の少ない、しかしながら全国でどんどん増えている、「児童発達支援や放課後等デイサービス」などについて語っていきます。
#3 計画相談員に聞く!支援の流れと児発・放デイ事業所選びのコツ
Koto(計画相談員)
2025/5/29 最新話

#2 心理士が語る「児童発達支援・放課後等デイサービス」の魅力とリアル
多鹿友愛(臨床心理士・公認心理士)
2025/5/15

#1 はじめまして児発・放デイ!どんなところ?何をするの?
亀田脩平(発達支援サポーター、保育士、介護福祉士)
2025/5/8

お好きなサービスで聴けます
SNS更新中!
Instagramをフォローして最新情報をチェック!
link to instagram





3~5歳と楽しむおすすめ遊びアイデア


3~5歳が夢中になる!おすすめ絵本


児発・放デイ!事業所の紹介トップ

事業所紹介サイト入口