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【小学生】子どもが新学年で新しいクラスになじめていない。先生やクラスがイヤだと言った時。
声かけのシーン(背景・導入)
子どもが新学年になった時に「新しいクラスがイヤ」と言ったり、クラスになじめていなかったりした場合は、まず以下の2点を確認して見極めることが重要です。
①新しい環境に慣れていなくて、以前のクラスを懐かしんでそう言っているのか
②何か本当に改善しなければならない問題点があるのか
この記事では、これらの2点をどのように子どもから聞きだしていくのか、解決策について話をしていくのか、その一例を紹介します。
■子どもが新しいクラスになじむために意識すべきなのは「安全基地」
子どもは小さな安全基地を持つことで、徐々にクラスや担任に馴染んでいきます。
ここで言う安全基地とは、クラスの内での心地の良い関係、時間、場所のことです。
しかし新学期は、先生たちにとっても新しいクラスの立ち上げに神経を使う時期です。
特に、新任の先生や、転任してきたばかりの先生にとって、初日からの1週間は新しいクラスの「様子見」の時期になります。
親として「子どもがクラスになじめていないのではないか。」と心配になるのは分かりますが、新学年のあとすぐに何かを判断をするのではなく、少し子どもの様子を見守ることをおススメします。
ただ、単純に
「そのうち慣れるよ」
「頑張って」
と声をかけるのではなく、
子どもに寄り添うことで、どんな先生なのか、クラスにどんな子がいるのか、お子さんが楽しいと思える場所をどうやって確保していけばいいか、戦略を子どもと一緒に立てていきましょう。
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ポイントは以下の2点を見極めることです。
①新しい環境に慣れていなくて、以前のクラスを懐かしんでそう言っているのか
②何か本当に改善しなければならない問題点があるのか
具体的に何か問題や事件が起きていないかを確認しましょう。
もし本当に心配なことがあれば、その都度、記録をつけておいて、学校に話を聞いてみる必要が出てきます。
■例1
子ども「新しいクラス嫌だった」
保護者「何が嫌だったの?」
子「先生が怖そうだった」
保「ガミガミ怒られた?」
子「ううん、なんか怖そうだなって思っただけ」
保「先生が怖いって、どんなことを言うのか、覚えてきて、教えてよ! もし本当に怖そうだったら、一緒に考えてあげるからさ」
■例2
子「前のクラスで意地悪だった子がいたよ」
保「そっか。仲良しだった〇〇ちゃんは同じクラス?」
子「同じクラスだけど、席が遠いんだ」
保「じゃぁさ、休み時間にお話しをしに行ってみたら? 〇〇ちゃんも、新しいクラスで、すごくドキドキしちゃってるかもよ。誰か話しかけてくれたら、きっと嬉しいよ」
子「そうかな。じゃあ、あいさつしてみようかな」
初日から数日は、自分の生活に精一杯で、クラスに誰がいるのか把握できていないこともあります。
苦手な子ばかりに目を向けずに、仲良く過ごせる子はいるかどうかを確認してあげましょう。
お子さんの報告は、万が一問題が起きた時に大切な資料になります。
「日付」と「こんなことがあった」ということを記録しておく習慣をつけておくと、後々安心です。
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