困った時の声かけ | あそびと声かけ | 絵本と声かけ |
0-2歳の声かけ | 3-5歳の声かけ | 小学生の声かけ |
【どう読んであげる?】子どもの権利についての絵本『ようこそ こどものけんりのほん』
声かけのシーン(背景・導入)
絵本『ようこそ こどものけんりのほん』は、あたたかいイラストつきで、子どもの声を聴く、子育てのヒントがつまっています。
"権利を主張"というと、文句を言っているような、不満で怒っているような、ネガティブな印象をもつ方も多いかもしれません。
あるいは、「子どもの権利を守っていない!」とお父さんお母さんが責められるのではないか、と思う方もいるかもしれません。
子どもの権利は、子どもがつかうことのできるどうぐ、つかってもいいしかく、のようなものです。
子どもの権利を守る=子どもの主張を何でも受け入れる、ではありません。
子どもの声を聴くこと、大人がちゃんとごまかさずに説明すること、子どもと話し合うこと、という過程そのものが、子どもの権利を守るために大切な活動なのです。
広告部分
絵本がもっと面白くなる!!
おすすめの声かけ
■権利について、やさしく、ていねいに伝えましょう
「〇くんは、自分の意見を言ってもいい権利があるんだよ」
「〇くんには、意見を聞いてもらえる権利があるんだよ」
「けんりっていうのはね、目に見えないけど、使っていいどうぐみたいなものだよ」
「権利は、日本の条約で決まっているから、安心して意見を言って大丈夫だよ」
「ママやパパにも、自分の意見を言ってもいい権利や、意見を聞いてもらえる権利があるんだよ」
「たとえば、〇〇はしたくない、とか、〇〇されたくないとか、〇〇したいとかね」
「みんなが権利をもっているから、どうしたらよいのか、みんなで意見を出し合って、ちゃんと話し合って、みんなにとって、良さそうなものに決めることが大切なんだよ」
「嫌な時は嫌、したいときはしたいって言って、全部自分の思う通りになるわけじゃないけど、自分の意見を相手に伝えていこうね」
閲覧数
314
いいね
10
こんなお子さんにおすすめ!
参考・外部リンク
https://www.hakusensha.co.jp/booklist/66736/
ユニセフ子どもの権利条約
https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig.html