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「園・学校に行きたくない」子どもに言われたら? ホームスクールを選択した我が家での寄り添い方と声かけ。
声かけのシーン(背景・導入)
子どもが「園・学校に行きたくない」
と言って家から出ない。
“無理矢理にでも連れて行く?”
それとも
“休ませる?”
親にとって本当に悩ましい瞬間です。
「大丈夫。行ったら楽しいよ。」
そう言ってなんだかんだと気を紛らわせながら
園・学校に連れて行く。
担任の先生からも、
「お友達と遊んでとても楽しそうでしたよ。」
「1日、穏やかに過ごしていました。給食も完食でした。」
なんて聞かされたら、
「やっぱり」
「行かせてよかった」
親としては一安心。
けれども、また次の朝、
「行きたくない、、休みたい。」
そんな日の繰り返し。
このまま学校に行かなくなるかもしれない。
周りの子は学校に行ってるのに、、
一体どうすればいいの?
我が家の8歳(小学2年生)の息子は平日の昼間、お家や学校外での学びを選択したホームスクーラーです。
幼稚園入園とともに、行き渋りが始まり、親子で話し合いを重ね、葛藤しながら今に至ります。
子どもが園・学校に行きたくないと言っている。
“どう対応したらいいのか”
と、悩んでいる親御さんも多いのではないかと思います。
私たち家族が学校外での暮らしを選択するまでの経緯について、ほんの少しでも何かのお役に立てればと思い、この記事を書きました。
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園・学校への行き渋りの前兆として、今思えば息子は少しずつSOSのサインを発していました。
・こだわりが強くなる
(偏食が強くなる。スマホやゲームに没頭する等)
・かんしゃくが増える
(自暴自棄になったり、自傷行為が強くなる)
・ささいな事で敏感になる
(情緒不安定で傷つきやすくなる。他人の会話が、自分のことを噂していると感じ不安になる)
それでも私は、学校に行けば楽しい事が見つかるかもしれない。
ここを乗り越えれば行くようになる、と思っていました。
「今日は運動会の練習があるから行こう」
「お母さん、今日は予定があるから家にいないよ」
と、昇降口で泣き叫ぶ息子の手を引っ張って
先生に引き渡すと、背を向けて足早に立ち去る日々でした。
担任の先生の言うように、園・学校に行ったら楽しい瞬間もあるかもしれません。
実際に楽しんでいたんだと思います。
けれども、どこか背伸びをして頑張って疲れてしまったんですね。
「ねえ、行きたくない。つらい」
この一言を言葉にするのは、子どもにとってはとても勇気のいる事だったと思います。
1人で抱えていた恐怖や不安な気持ちを聞いてほしくて言葉にした、
“子どもにとっての一歩”です。
息子に
「学校行きたくない」
「学校辞めたい」
と言われた時、学校は当たり前のように行くものだから、と思っていた私にとっては、どう声をかけたらいいのか戸惑いました。
「どうして行きたくない?」
「何かあったの?」
そう聞かれても、きっと息子本人も明確にはわかっていないでしょう。
緊張したり、辛いと感じた様々な場面一つ一つに理由をつければ、不安な気持ちはむしろ大きくなるばかりです。
この時期は、親にとってもどう接していいのか悩む時期であり、一方で子どもにとっても、もがき苦しい時期です。
「そっか、教えてくれてありがとう」
ただ一つ言えるのは、子どもにとって何か不安な事が起きているのは事実。
今のあるがままを受け止めて、安心できる環境探しを始めてあげる事が大切だと思います。
別の記事では、学校(担任の先生、スクールカウンセラー、クラスの子等)との関わりについて紹介します。
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