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小学校で大繩を飛べない、入れない子供のための練習方法を紹介します。
記事の目次
サマリー
大繩は、1人でするなわとびとは違い、誰かが回している縄の中に入っていくものです。まわる縄の動きを目で確認しながら、
縄が地面にあたる音や声かけを耳で聞いてリズムを取り、
ちょうど良いタイミングで走り出して縄の中心部分に入っていき、
ちょうど良いタイミングで跳ぶ、という複雑な運動です。
大縄跳びはリズム感が重要なため、少しずつステップに分けながら取り組んでいくことをおすすめします。
記事の執筆者
大繩を飛ぶために必要な能力について
縄の動きを目で確認する。
縄がまわる動きを目で確認することで、縄がどの位置にあるかを把握します。
縄を目で追うことで、縄のスピードと動きを予測することが出来るようになります。適切なタイミングで縄の中に入っていくために必要です。
縄が地面にあたる音や声かけを耳で聞いてリズムを取る。
縄が地面にあたる音や、周囲からの声かけを耳で聞くことで、リズムを取ります。
耳で聞いた情報は、目で見ている情報と統合され、縄の動きをさらに正確に予測する助けとなります。
リズム感が重要で、一定のリズムを保つことで安定して跳ぶことができるようになります。
ちょうど良いタイミングで走り出して縄の中心部分に入っていく。
縄の動きを見て、音を聞きながら、ちょうど良いタイミングで走り出します。
このタイミングは、視覚と聴覚の情報を統合して行われます。
正確なタイミングで走り出すことで、縄に引っかからずにスムーズに跳ぶことができます。
ちょうど良いタイミングで跳ぶ。
縄の中心部分に入った後、ちょうど良いタイミングで跳ぶ必要があります。
これには瞬発力が必要で、縄が地面に近づく瞬間を逃さずにジャンプします。
適切なタイミングで跳ぶためには、自分の位置と縄の位置を正確に把握している必要があります。
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大繩を飛べるようになるための練習方法
まわさない大繩
子どもには最初から中心に立ってもらい、縄が止まっているところから、掛け声をともにスタートします。左右にゆらしてジャンプするだけで、縄はまわしませんので怖くないですし、動きにあわせて一定間隔でジャンプするやさしい練習になります。
「足元じゃなくて、ママの手の動きをよくみてジャンプしてねー」
「(なわとび歌)ゆうびんやさーんの 落としもの♪ ひろーってあげましょ いちまいにーまい」
大繩走り抜け
大繩を飛ぶのはなく、縄に当たらないように走りぬけることから始めましょう。入ったり出たりするタイミングをつかむ練習になります。縄の中心に目立つ色のハンカチを結ぶと、位置を把握しやすくなるだけでなく、縄の動きを目で追いやすくなります。
「あのハンカチをよく見てね。地面にハンカチがあたったったら、縄に当たらないように走りぬけてみよう」
「(ゆっくり回す)いちっ にっ いちっ にっ」
振り子のラリー
ボールネットに入れたボールを天井からぶら下げます。ボールをたたくと戻ってくるので打ち返すことを繰り返します。戻ってきたボールにあたらないように避けるのも良いでしょう。動くボールを目で追う力や、一定のリズムで体を動かす練習になります。
「見てこれ。たたいてもたたいても、戻ってくる!」
「ぽーん、ぽーん、ぽーん。〇くん何回つづけて出来る?」
子どもの好きな曲で楽しく踊らせているだけでもリズム感覚の練習になりますから、一緒に楽しく踊ってみてくださいね。
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