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すべり台やソリでうまくブレーキをかけられない子向けの感覚遊び
声かけのシーン(背景・導入)
子どもは、すべる遊びが好きですよね。
すべり台やソリ遊びは、自分の体がどうなっているのかを感じながら、手や足をふんばってスピードを調整するため、指先・足元の力調整や感覚イメージが大切です。また、どのぐらいのスピードなら安全なのか、先を見通して危険を察知する注意力も重要です。
これに苦手さがあると、加速に対応できず、後ろに倒れて頭をぶつけたり、着地の際に勢いあまって転倒したりしてしまいます。そして、一度そういった経験をすると、その失敗体験がこわくなって、次に挑戦できなくなったり、もう少し大きくなって落下やスピード感のある乗り物が怖くなったりします。
このような子におすすめの感覚遊びをご紹介します。
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あそびの可能性が広がる!!
おすすめの声かけ
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(1)タオルウォーク
・床にタオルを敷き、お尻で座ります。
・手を後ろについて、お尻をつけたまま、前に進みます。
・ゴールを決めて競争しましょう。
「このままお風呂場まで競争~!!」
「この変な歩き方、手と足の筋肉がムキムキになるんだって!」
手足で体を支える力、力の調整、体幹を支える力、手足への重心移動を養います。
(2)バランスロープ(トップ画像参照)
・ロープで輪っかを作ります。
・みんなでロープの中にはいり、腰にロープをまわします。
・両手で引いたりゆるめたりする駆け引きをしながら、先に足が動いたほうが負け。
「よーし!勝負だ!ひっぱって~!!今度はゆるめちゃえ~!」と子どもの体を揺れ動かしてふらつかせましょう。これは実際のブレーキに似た動作で、身体の動きを判断してロープをもつ手の力や動きを調整する力を養います。
(3)動物なりきり
公園や丘の斜面を、動物になりきって四つん這いで昇り降りしましょう。体を支える力やふんばる力を養うことができます。
「動物レースしようよ!その動物になりきって、てっぺんまで誰が一番早くのぼれるかな~?パパはゴリラになる!ママはうさぎ!〇くんはなんの動物やる?」
※すべり台やソリがすでに怖くなってしまった子向け
てっぺんから少しずつ降りるのではなく、下から自分の足で少し上って少し降りる、というのを繰り返して、安全を獲得していきましょう。
「ここから登って、まずここに座ってみようか」
「(たとえ30cmでも)ひゅ~。よし、すべれたね」
※ブレーキ時の摩擦熱が苦手な子向け
滑り止め加工やゴム付きの手袋を与えましょう。
「じゃーん!これ、ブレーキが上手になる手袋だよ~。ママとおそろい♪」
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こんなお子さんにおすすめ!
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