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【こだわりの強い子】活動や気持ちの切り替えが苦手な子どもへのやさしい声かけ
声かけのシーン(背景・導入)
子どもが次の活動に移れない、気持ちが切り替えられない、作業を中断するのが苦手なことに困っていませんか?
時間がないとき、次に行きたいとき、他の子は次の活動に移っているとき、こだわりの強い子にどこまで付き合うのか、どう声かけをするのか、悩みますよね。
こだわりが強い子の場合、やりかけのまま終えるというのは中々難しいようです。
次の活動が好きなものであれば良いのですが、そうもいきません。
声かけのみでスムーズに、とはいきませんが、いくつか試して、お子さんに合った切り替え方法を探してみましょう。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
要因1)次の見通しがたっていない
複数の活動が時間ごとに区切られていることが事前にわかっているのであれば、スタート前に今日の流れをしっかり伝えましょう。「公園で30分だけ遊びます。いつもより短いね。次は△に行って○を買います。次は・・・」と子どもが次の活動を具体的に想像できるように伝えましょう。
要因2)心の準備時間が多めに必要で急にやめられない
時計やアラームは、時間の感覚や概念が育っていない子には納得しづらいため、日頃から砂時計がオススメです。
「この砂時計がからっぽになったらおしまいです。おうちに帰ります。」と伝え、時々残りの砂を確認させましょう。
また、1から10まで数えられる子であれば、「あと10分ね」「あと9分ね」と、実際の1分ずつである必要はないので、こまめにアナウンスしてあげましょう。
要因3)課題を途中でやめることへの抵抗が強い
「続きは家に帰ったらやろうね。ママパパと約束ね。」
「次の○が終わったら、続きをやってもいいよ。」
あとで続きが出来ることを保証してあげましょう。
要因4)次の活動がにがて
「○がおわったら、ママパパと遊ぼうねー」
「○がおわったら、次はだいすきな○だよー」
できるだけ楽しい活動とにがてな活動を交互に計画しましょう。にがてな活動中に小休憩をほんの少しはさむだけでも有効です。
いつもより1秒でもはやく切り替えが出来たときは、めいっぱいほめてあげてくださいね。
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