困った時の声かけ | あそびと声かけ | 絵本と声かけ |
0-2歳の声かけ | 3-5歳の声かけ | 小学生の声かけ |
きまりより大切なもの『としょかんライオン』
声かけのシーン(背景・導入)
図書館が好きなライオン?!意外な組み合わせですが読み進めると、、この大きなライオンのいる図書館はいったいどこにあるの~?行ってみたーい!
優しいライオンの行動に、生真面目だった図書館員さんの心もほぐれていくお話に、読み終わったら温かい気持ちになりますよ。
お話を聞くのが大好きなライオン、静かにするというきまりを条件に毎日図書館へ通うことが許されます。しっぽでほこりを払ったり、本を読むこどもの背もたれになったり、次第に人気者に。しかし、ある日館長さんがケガをしてしまい急いで助けを呼ぶためにライオンは大声で吠えてしまいます。きまりを破ったライオンは自ら図書館を去っていくのですが。。
広告部分
絵本がもっと面白くなる!!
おすすめの声かけ
「きまりを破ってしまったライオン、○○くんならどうする?」
図書館の入り口でじっと座っていたライオン、きまりを守ることに厳しかった図書館員さんが伝えます。「図書館のきまりが変わったんですよ」
人のためのきまり、人がケガをした緊急事態に大声を出してはいけないと言っていられません。ライオンは、再び図書館に通えることになりました。
きまりを守ることは大切!でも、時にはきまりより大切なことがあって、きまりは後から変更することも出来るんだと教えてくれます。
ルールは守ることが全て、守ることが正しいと思いがち。子どもと一緒に
「このきまりは誰のため、何のために作られたと思う?」と話すといいですね。
真面目なお子さんにこそ、柔軟な考えをもつきっかけに読んでみてはいかがでしょうか。子どもたちは、ルールを破った守らなかったといったトラブルをよく起こすと思います。ルールがあるのはみんなで楽しく過ごすため、破りたいようなルールなら変えてみる?
この絵本を通じて、きまりよりも友だち・人を思いやる気持ちが大切だと感じて欲しいです。
閲覧数
350
いいね
1
こんなお子さんにおすすめ!
参考・外部リンク
絵: ケビン・ホークス
訳: 福本 友美子
出版社: 岩崎書店
発行日: 2007年04月