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融通がきかず、ルールやマナーに厳しすぎる子。要因・背景と子どもへの声かけ
最終更新:2023.02.22
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
融通がきかず、ルールやマナーを守ろうとしすぎてしまう子どもがいます。
友達のちょっとした態度が許せず強く注意してしまい、「厳しすぎる」「正義感が強すぎる」「態度がキツイ」とトラブルになることも。こういった子の要因・背景を理解し、適切にサポ―トしていきましょう。
要因や背景は次のようなものがあります。
・ルールは絶対的なもので例外がないと思っている
・ほんのちょっとのルール違反でもゆるされないと思っている
・冗談や物のたとえであっても嘘はあってはいけないことだと思っている
ルールを守ろうとする規範意識が高いこと自体は良いことなのですが、その絶対的な意識が強く他人に向いてしまうと、周囲から「なにあいつ」と敬遠されてしまいます。
一方で、自分には甘い(甘いというより自分の言動がルール違反であることに気づかなくて、周りの子の言動にだけよく気が付く)子もいます。
この融通のきかなさが、人間関係を難しくしてしまいます。
こんな「声かけ」がおすすめ!

うっかり間違えてしまったときはセーフだよ
こういった子には、やさしくなだめながら「〇くんはわざとやったわけじゃなくてね…」と弁解しても、「そっかーじゃあしょうがないね」と納得してくれることはほとんどありません。
具体的な行動レベルに落とし込んで、日常的に、繰り返し伝えてあげることが有効です。
■注意するのは大人のみとする
「注意するのは大人です。子ども同士ではしません。」
■ルールは絶対的でないことを教える
「そのルールが正しいかどうかを決めるのは、みんなです」
「あなたのルールがその場にそぐわないこともあります」
■絶対に守らなければいけないのはルールじゃなくて法律
「絶対に守らなければならないのは、ルールじゃなくて、法律だよ」
「法律を守っていない人がいたら、よくないことだから、ママパパに教えてね」
■ルールを押し付けてはいけないことを教える
「いろいろなルールがあるから、自分のルールを他の子に押し付けません」
「自分とちがうルールを守るように言われたら、どう思う?」
■違反の許容範囲を教える
「うっかり間違えてしまったときはセーフだよ」
「友だちを助けるために仕方なくルール違反をしてしまったときはセーフだよ」
「悪いと分かっていたのにわざとやったときはアウトだよ」
強い正義感と上手に付き合いながら、周囲の子と孤立しないよう、大人がサポートしていきましょう。
具体的な行動レベルに落とし込んで、日常的に、繰り返し伝えてあげることが有効です。
■注意するのは大人のみとする
「注意するのは大人です。子ども同士ではしません。」
■ルールは絶対的でないことを教える
「そのルールが正しいかどうかを決めるのは、みんなです」
「あなたのルールがその場にそぐわないこともあります」
■絶対に守らなければいけないのはルールじゃなくて法律
「絶対に守らなければならないのは、ルールじゃなくて、法律だよ」
「法律を守っていない人がいたら、よくないことだから、ママパパに教えてね」
■ルールを押し付けてはいけないことを教える
「いろいろなルールがあるから、自分のルールを他の子に押し付けません」
「自分とちがうルールを守るように言われたら、どう思う?」
■違反の許容範囲を教える
「うっかり間違えてしまったときはセーフだよ」
「友だちを助けるために仕方なくルール違反をしてしまったときはセーフだよ」
「悪いと分かっていたのにわざとやったときはアウトだよ」
強い正義感と上手に付き合いながら、周囲の子と孤立しないよう、大人がサポートしていきましょう。
記事の執筆者
・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる
【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価
【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる
【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価
【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
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・研究論文執筆や学会発表
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