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イヤイヤ期でこだわりが強い子ども。火が付く前に気を逸らさせる身近なアイテムとは?
声かけのシーン(背景・導入)
1歳をすぎると徐々に始まってくるイヤイヤ期。
“秩序感”が育ってくる時期なので、
「いつもと同じ道を通らないと気が済まない」
「同じ順番でやりたい」
ということが増えてきます。
毎回同じルーティンがあると見通しが持てるので子どもは自信をもって行動できるようになります。ルーティンの行動を頼りにいろいろな物事を吸収していこうとしているのです。
そんなときに急に違う順番、違う道順と言われると混乱して不安になり、いつも通りの行動をとろうと頑なになってしまうことがあります。
一旦火がついてしまうと気持ちを立て直すのに多くのエネルギーや時間が必要になり、大変ですね。
そんなときはイヤイヤが始まる前に上手に気をそらせてスムーズに行動させてあげることも有効です。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
まずは、
「今日はいつもと違う順番だよ」「今日はこっちの道で行くんだよ」
とあらかじめ声をかけます。
それでも「え…」と戸惑っていたりいつもと同じ行動をとろうとしていたら、イヤイヤに火が付く前に、手に何かを持たせてあげましょう。
気に入っているおもちゃでもよいですが、大人が使うもの、持ったことのない新鮮なもの、かわいいorかっこいいものなどもよいです。「なんか大人っぽい…」「なんかかっこいい…」と思うようなものだと効果的です。
レシートやいらなくなった書類、買い物袋、ポイントカードなど何かカバンに入っていればそういうものも意外と良いです。
「〇〇ちゃん、これお願いします」と厳かに言って渡すと、両手で大切そうに持ってくれます。
そのとき子どもは持つことに集中しているので、「こっちにいくんだよ~」とそのまま優しく背中を押してあげると案外すんなり動いてくれることがあります。
「〇〇先生に渡してください」「お店の人にどうぞしてね」「おうちのポストに入れてくれる?」など役割や目的を与えてあげるのもよいです。
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