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絵本『食べているのは生きものだ(森枝卓士)』| 内容紹介・声かけ
最終更新:2024.12.12
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声かけのシーン(背景・導入)
これは、世界各地の人々が何を食べているのか、どのようにして食べているのかを知り、「食べるとはどういうことか」を考える絵本です。
普段当たり前のように食べているお肉はどうやって作られているのか。
お肉を食べるということは、どういうことか。
世界中の人々は、どんな生きものをどうやって食べているのか。
肉以外の食べ物にはどんなものがあるのか。
たくさんの写真を通して世界各地の食生活を知ることで、私たちが食べているものが生きものであることに改めて気づくことができます。
食事のときには「いただきます」と「ごちそうさま」を言います。
もちろん毎回欠かさず手を合わせ、心をこめて言える子もたくさんいます。
しかし中には、言葉の意味を忘れていい加減になってしまう子もいます。
また、食べ物を残したり捨てたりすることへのためらいや罪悪感が薄れている子。
日々いのちをいただいているということに気づけていない子もいます。
そんな子どもの姿が気になったとき、おすすめしたいのがこの絵本です。
絵本がもっと面白くなる!!
おすすめの声かけ

わたしたちの体は、たくさんの命の支えがあるから元気でいられるんだよ
この本を通して、私たちの体や命がたくさんの命に支えられているということに気づくことができます。
世界各地の食生活が紹介されているので、子どもたちにとっては「こんな生きものも食べているの?」と驚く場面もあるかもしれません。
しかしそれと同時に、世界中の人々が生きものの命をいただくことに感謝しながら食事していることに気づくことができます。
一緒に絵本を読み進めながら、こんな声かけをしてみましょう。
「わたしたちの体は、たくさんの命の支えがあるから元気でいられるんだよ」
「食べるのが当たり前なんてことは何一つないんだよ」
そして、命をいただくことへの感謝の気持ちを再確認してください。
私たちが食べているものすべてに命があること。
そして、その命への感謝の思いをこめて、「いただきます」「ごちそうさま」を言うこと。
親子で改めて考えてみましょう。
もしかしたら、命の重みを感じることで悲しい気持ちになる子もいるかもしれません。
実際私も「お肉になる牛たちがかわいそう」と涙を流した子に出会ったことがあります。
そんなときは、子どもの優しい気持ちに寄り添ってあげてください。
そして、
「だからこそ、牛たちに感謝して、残さずおいしくいただこうね」
「その気持ちをこれからもずっと大切にしてくれたら、牛たちも嬉しいと思うよ」
と声かけしてあげましょう。
世界各地の食生活が紹介されているので、子どもたちにとっては「こんな生きものも食べているの?」と驚く場面もあるかもしれません。
しかしそれと同時に、世界中の人々が生きものの命をいただくことに感謝しながら食事していることに気づくことができます。
一緒に絵本を読み進めながら、こんな声かけをしてみましょう。
「わたしたちの体は、たくさんの命の支えがあるから元気でいられるんだよ」
「食べるのが当たり前なんてことは何一つないんだよ」
そして、命をいただくことへの感謝の気持ちを再確認してください。
私たちが食べているものすべてに命があること。
そして、その命への感謝の思いをこめて、「いただきます」「ごちそうさま」を言うこと。
親子で改めて考えてみましょう。
もしかしたら、命の重みを感じることで悲しい気持ちになる子もいるかもしれません。
実際私も「お肉になる牛たちがかわいそう」と涙を流した子に出会ったことがあります。
そんなときは、子どもの優しい気持ちに寄り添ってあげてください。
そして、
「だからこそ、牛たちに感謝して、残さずおいしくいただこうね」
「その気持ちをこれからもずっと大切にしてくれたら、牛たちも嬉しいと思うよ」
と声かけしてあげましょう。
記事の執筆者
元小学校教員で、学級担任として約10年間勤めました。
現在は自宅保育にて2歳の息子を育児中です。
小学校教員時代から絵本や児童書が好きで、「子どもたちに本の楽しさを知ってほしい」という思いからさまざまな取り組みを実践してきました。
今でも図書館が大好きで、息子と一緒に毎月通っています。
これまで小学生の子どもたちと関わってきたこと。
そして今現在、自分の子どもと過ごす日々のこと。
自分の経験が何か一つでもお役に立てるように、情報発信できればと思っています。
よろしくお願いします。
★絵本・児童書紹介ブログ★
あひるのあしあと~おはなしおしえて~
https://ahirunoasiato.com/
現在は自宅保育にて2歳の息子を育児中です。
小学校教員時代から絵本や児童書が好きで、「子どもたちに本の楽しさを知ってほしい」という思いからさまざまな取り組みを実践してきました。
今でも図書館が大好きで、息子と一緒に毎月通っています。
これまで小学生の子どもたちと関わってきたこと。
そして今現在、自分の子どもと過ごす日々のこと。
自分の経験が何か一つでもお役に立てるように、情報発信できればと思っています。
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参考・外部リンク
『食べているのはいきものだ』
文・写真:森枝卓士
出版社:福音館書店
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1657
筆者ブログ:あひるのあしあと~おはなしおしえて~
https://ahirunoasiato.com/
文・写真:森枝卓士
出版社:福音館書店
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1657
筆者ブログ:あひるのあしあと~おはなしおしえて~
https://ahirunoasiato.com/
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