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「買って買って」と駄々をこねる小学生にはお金の教育を始めましょう。
声かけのシーン(背景・導入)
買い物に行ったとき、子どもに「あれ買って」「これ買って」と要求され困った経験はありませんか?
◆子どもが「買って買って」となってしまうワケ
・子どもが自分で労働して得たお金でないため、お金の価値に実感を持つことは難しいです。いくらのお金を払うためにこれだけの時間やエネルギーが必要ということが分かりません。
・子どもにとっては、“今欲しいもの”がすべて。ひと月何にいくらのお金がかかっていて、自由に使えるお金はこれくらいという見通しを立てることが難しいです。
◆お金の大切さを教えるにはどうしたらいい?
・何でもそうですが、お金も実際に体験することで少しずつ理解していきます。少ない金額から自分で使ったり、管理したりしてみることで、お金というものを理解していきます。
・時には失敗も必要です。何かに使ったら他のものが買えなくなること、つまりお金は有限であることを身をもって体験させることも大切です。
我が家では、子どもが思い付きで言っているなと感じたときなどは、こんな風に返しています。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
子どもにお小遣いを毎月与え、「欲しかったら自分のお金で買おうね」と言います。
また、誕生日やクリスマスなどが近い時は、「お誕生日プレゼントこれでいい?」と言うこともあります。
そうすると、単にその場で見てなんとなくほしくなっただけというときは、「やっぱいい」と言うことが多いです。どうしても欲しい時は自分のお金を出してでも買っています。
外食の予定がないのに行きたいと言われたときも、「やった~〇〇ちゃんのおごり?ありがとー」というと、「やっぱいかない」とあっさり引き下がってそれ以上文句を言いません。
つまり、自分のお金を出してまで欲しい、食べたいものではないということです。
「本当に欲しいものではなかったね」と冷静に話しています。
子どもに与えるお金を、家の仕事を分担して得たお金とすると、よりいっそう自分のお金を大切に使おうという意識を持てます。
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