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病院で静かにできない!うるさい子どもへのマナーの教え方

病院で静かにできない!うるさい子どもへのマナーの教え方

最終更新:2024.07.05

記事の目次

サマリー

子どもの通院の際、病院の待合室で騒いだり歩き回ったりして、周囲の視線が痛かったり、気まずい思いをすることってありますよね。

この記事では、病院の待合室で静かにできない、うるさくしてしまう子どもへの接し方について紹介していきます。

ルール・マナーについて事前に説明する一方で、なるべく待合室で「待つ時間」自体を短くすることも大事です。

病院についたら事前に説明したルール・マナーをリマインドし、出来たら褒めてあげます。

ルール・マナーは繰り返し、丁寧に、実践的に教えていくことが大切です。
レシピ画像

記事の執筆者

・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
・心理実習生の指導
・大学や研修会での講師
・Podcastラジオパーソナリティ
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病院で静かに出きない子どもへの接し方

小児科単科であれば、そもそも子ども連れしかいないので多少気が楽なのですが、一般的な病院だったりすると、「子どもなんだから仕方がない」では中々済みません。

ルール・マナーを教えていく

「まだ小さいんだし…」「言っても分からないし…」と思いがちなところではありますが、子どもがどれだけやんちゃであっても、親として、マナーを守らせようとする姿勢は大切です。

3歳を過ぎればおおむね言葉は理解できますし、していいこと、悪いことも、説明すればしっかり伝わります。繰り返し、丁寧に、ゆっくりと、分かるまで根気強く伝えてあげてください。

待つ時間を短くすることも大切!

1.そもそも最初から病院の中で待たない選択をとる

受付や看護師の方に、「動き回る元気な子なので、出来れば車の中で待ちたいのですが、何分ぐらいに来ればいいですか?」と聞いてみると、案外受け入れてくれますよ。

2.WEB上で診察順番が分かるようなシステムのある病院を選ぶ

最近少しずつ増えてきましたね。ネットであと何人、大体何分ぐらいか分かるので、待合室で長時間待つという行為自体を避けることが出来ます。

3.オンライン診療をフル活用

こちらも最近は充実していますから、ぜひ活用してみてください。病院に連れて行く、待合室で長時間待つ、という苦労から解放されますのでおススメです!



病院でのルール・マナーの教え方

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病院のルール、なんだっけ?

①連れて行く前に、病院でのルールをしっかり説明する

「これから、病院のルールを教えます」

「病院の中では、診察の順番が来るまで、座って静かに待ちます」

「歩き回ったり、走ったり、大きな音を出したり、大きな声で話してはいけません」

「病院には、具合の悪い人がたくさんいます。うるさくしてはいけません」

「病院のルールが守れない人は、まわりの迷惑になるので、病院の中にいられません。病院から出て、車の中で順番を待ちます」

②していいこともしっかり説明する

「絵本や漫画を読むのはいいよ」

「音を出さないで、動画を見るのはいいよ」

「音を出さないで、ゲームをするのはいいよ」

「ちっちゃな声で、ママとお話するのはいいよ」

※子どもが暇をつぶせるようなものを、カバンにめいっぱい詰め込んでいきましょう!

③どうしてもの場合もちゃんと伝えておく

「でもね、どうしても座っていられなくなることもあると思うんだ」

「そんなときは、ママと少し外に散歩に行こう」

「ちょっとだけ車に戻るのもいいね」

④ごほうびの活用もOK!

「最後までルールを守れたら、帰りにおいしいアイス買ってあげるね」

⑤病院の入り口でリマインダーをする

「病院のルール、なんだっけ?」

「ルールを守れないときは、どうするんだっけ?」

⑥静かに出来ていたら、すかさず褒める

「病院のルール、守れているね。えらいよ」

「静かに出来ているね。ママすごく嬉しいよ」

「いいこいいこ。座って待ってられているね」

⑦騒いでしまったらいったん外に。でもチャンスを与える

「静かにするルールを守れなかったので、病院の外に出ます」と言い、静かに手を引いて、外に行きましょう。

「ルールを守れないなら、車で待ちます。守れるなら、中に戻ります。どうする?」

こちらを読んで、少し厳しいように感じるママパパもいるかもしれません。しかし、マナーやルールは繰り返し、丁寧に、実践的に教えていくことが大切です。お子さんに合わせて、声かけを工夫してあげてくださいね。


・大学、大学院で発達心理学と臨床心理学を修了
・認定心理士、臨床心理士、公認心理師の資格を取得
・医療と教育分野に10年以上従事する現役心理士
・子どもから高齢者までの幅広い臨床経験
・厚生労働省認可のもと公認心理師実習指導者として後進に育成にあたる

【職務経歴】
・教育委員会の教育相談
・国立、大学病院等の精神科、心療内科、神経科、児童精神科
・製薬会社の治験(新薬開発)における心理評価

【職務経歴】
・心理学の専門的知識
・心理相談、カウンセリング、心理療法、プレイセラピー
・心理検査(発達/知能/性格/認知/うつ/不安等)
・研究論文執筆や学会発表
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