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「魔の2歳児」対処法!イヤイヤ期のイライラを減らす3つの工夫
最終更新:2024.03.29
記事の目次
サマリー
2歳頃に訪れるイヤイヤ期。子供の中で「やりたいこと」と「出来ること」のギャップにより、イライラや癇癪が起きてしまうことがあります。この時期は自分の「中の世界」と「外の世界」の折り合いをつけることを学んでいます。
折り合い付けることを上手くお手伝いすることで、イヤイヤが減っていきます。
具体的な方法を3つ、紹介していきます。
① 安心できる港になる
② 自分の人生の主役になる
③ 感情に名前をつけよう
記事の執筆者
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声かけのシーン(背景・導入)
2歳前後に訪れるイヤイヤ期。
自我が出てきたお子さんと毎日格闘してヘトヘト…。
体力的にも精神的にも
「もう限界...。」
という方も多いかもしれませんね。
このころは、やりたいことのイメージはあるけれど、まだうまくできずにイライラしてしまったり、自分の気持ちを上手に言葉で表現できずに癇癪を起してしまったりということがあります。
確かに、自分の思うことが伝わらない、相手が理解してくれない、上手く行かない、ということが続くと大人でも辛いですよね。
この時期のお子さんは、自分の「中の世界」と「外の世界」の折り合いをつけることを学んでいます。
それをお手伝いしてあげられると、イヤイヤ、イライラが減っていきます。
こんな「声かけ」がおすすめ!

うまくできなくて悲しかったね
① 安心できる港になる
子どもにとってすべての土台となるのは安心感です。「ギャーっ」と泣きわめいている子どもにうんざりして「もう知らない!!」と言ってしまいたくなりますが、そんな時は“親を困らせる子”ではなく、“助けを必要としている子”として見てみましょう。子どもVS大人ではなく、荒波に乗り出していく我が子が安心して戻ってこられる港になったイメージで受け止めてみましょう。
② 自分の人生の主役になる!!
イヤイヤ期の子どもは、“自分で”できるようになりたいという意欲を持っており、これはその後の人生を自分らしく生きていくためにとても大切な力です。子どもが自分でやりたいと主張することはできる限りやらせてあげられるよう、時間と気持ちの余裕を持ちましょう。どうしても難しいことはさりげなく最小限のお手伝いをして、“自分でできた”という自信を持たせてあげましょう。
③ 感情に名前をつけよう
「靴を自分で履きたいのにうまく履けない!!」
「エレベータのボタンを自分で押したかったのに先に押された!!」
「もっと遊びたいのに帰らないといけない!!」
思い通りにいかないことが起き、子どもなりに壁にぶち当たり葛藤していろいろな感情を体験しています。
「そんなこと言ったってしょうがないでしょう!!」と怒りをぶつけてしまうと、親子のバトルはどんどん激しくなってしまいます。
そんなときは子どもが抱いている感情を言葉にしてあげましょう。
「うまくできなくて悲しかったね」
「ボタン自分で押したかったんだね」
「まだ遊びたかったね~」など。
適切に言葉にしてもらい、わかってもらえたと感じると「うん」「そうなの」と子どものイライラの炎はだんだんと鎮火していきます。
その積み重ねで、気持ちを言葉で表現できるようになると、イヤイヤと癇癪を起す必要がなくなっていき、落ち着いていきます。
とはいえ、イヤイヤ期のお子さんと向き合うエネルギーは相当のもの。パパママ自身も自分のストレスを上手に解消する方法を見つけておきましょう。
子どもにとってすべての土台となるのは安心感です。「ギャーっ」と泣きわめいている子どもにうんざりして「もう知らない!!」と言ってしまいたくなりますが、そんな時は“親を困らせる子”ではなく、“助けを必要としている子”として見てみましょう。子どもVS大人ではなく、荒波に乗り出していく我が子が安心して戻ってこられる港になったイメージで受け止めてみましょう。
② 自分の人生の主役になる!!
イヤイヤ期の子どもは、“自分で”できるようになりたいという意欲を持っており、これはその後の人生を自分らしく生きていくためにとても大切な力です。子どもが自分でやりたいと主張することはできる限りやらせてあげられるよう、時間と気持ちの余裕を持ちましょう。どうしても難しいことはさりげなく最小限のお手伝いをして、“自分でできた”という自信を持たせてあげましょう。
③ 感情に名前をつけよう
「靴を自分で履きたいのにうまく履けない!!」
「エレベータのボタンを自分で押したかったのに先に押された!!」
「もっと遊びたいのに帰らないといけない!!」
思い通りにいかないことが起き、子どもなりに壁にぶち当たり葛藤していろいろな感情を体験しています。
「そんなこと言ったってしょうがないでしょう!!」と怒りをぶつけてしまうと、親子のバトルはどんどん激しくなってしまいます。
そんなときは子どもが抱いている感情を言葉にしてあげましょう。
「うまくできなくて悲しかったね」
「ボタン自分で押したかったんだね」
「まだ遊びたかったね~」など。
適切に言葉にしてもらい、わかってもらえたと感じると「うん」「そうなの」と子どものイライラの炎はだんだんと鎮火していきます。
その積み重ねで、気持ちを言葉で表現できるようになると、イヤイヤと癇癪を起す必要がなくなっていき、落ち着いていきます。
とはいえ、イヤイヤ期のお子さんと向き合うエネルギーは相当のもの。パパママ自身も自分のストレスを上手に解消する方法を見つけておきましょう。
記事の執筆者
【経歴】
・大学、大学院にて臨床心理学を専攻
・スクールカウンセラー、児童精神科のカウンセラー、
・発達障害児の治療教育的学習支援者として勤務
・家庭教師経験8年
【資格】
・臨床心理士
・公認心理師
・教員免許(中・高)
5児を育てながら、発達障害のあるお子さまや不登校のお子さまの学習支援、発達支援も行っています。
・大学、大学院にて臨床心理学を専攻
・スクールカウンセラー、児童精神科のカウンセラー、
・発達障害児の治療教育的学習支援者として勤務
・家庭教師経験8年
【資格】
・臨床心理士
・公認心理師
・教員免許(中・高)
5児を育てながら、発達障害のあるお子さまや不登校のお子さまの学習支援、発達支援も行っています。
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