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いじめは犯罪?「こども六法」で子どもと一緒に法律の知識を身につけよう!
声かけのシーン(背景・導入)
親子で日本の法律が学べるお役立ち本のご紹介です。
どんなことがいじめや虐待になるのか、
日本にはどんな法律あがるのか、
子どもの持っている権利、大人の義務とは、
犯罪を犯してしまった時にはどのように罰せられるのか、
など、小さな社会である小学校にあがる頃に、この本で確認しておくといいかもしれません。
いじめが犯罪であることを認識している子どもはあまりいません。
「いじめ」というぼんやりとした言葉が「暴行」「脅迫」「名誉棄損」など、法律上の言葉で表現されることを知ると、より具体的に、絶対にやってはいけないものだと確認できます。
日本は法治国家です、知らなかったから罪に問われないということはありません。
ですが、法律だからといって、堅苦しく考える必要はありません。
誰でも楽しんで読めるようにイラスト付きで易しく書いてあります。
また、法律を知ることは、身の回りで起きる犯罪からも身を護る助けになります。
児童虐待や、性犯罪など、お友達の心配な状況に気がつく一助となることもあります。
お子さんを叱る時に、説得力のある説明もできますね。
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絵本がもっと面白くなる!!
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動物のイラストで、分かりやすく子どもたちの生活で現れる状況が描いてありますので、ページを開きながら、親子で一緒に考えることができます。
刑法の章では、
ライオンがその場にいない友達のことを「あいつキモイよな」とワニに話しています。
ワニはそれに同意して、居合わせたネズミも「ウザイよね!」と同意している場面のイラストが描かれています。
その下には、該当する法律が示されています。
【第231条 侮辱
多くの人たちの前で人を馬鹿にしたり悪口を言ったりした人は、拘留か過料とします。】
「こういうことって、よくあるよね?」
「あるある! この間もね、〇〇くんが〇〇ちゃんの悪口言ってたんだよ」
「悪口も、訴えらえれたら犯罪になるんだね」
六法のほかに「いじめ防止対策推進法」にも触れられています。
道徳や価値観に基づくものではなく、法律でいじめが禁止されているということをどの家庭でも確認できるようになるといいですね。
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