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小学生の子供と読む『見つけよう!ぼくの、わたしの、座右の銘』| 内容紹介・声かけ
声かけのシーン(背景・導入)
この本には、さまざまな偉人や有名人、スポーツ選手、芸術家たちの残した名言がたくさん紹介されており、全5巻発行されています。
①人生 ~人はなぜ生きるのか~
②友だち ~人間関係に悩んだら~
③ピンチ ~かべにぶつかったとき~
④勝負 ~強い心を育てるために~
⑤夢・希望 ~未来を明るく照らす~
各テーマに合った名言が、それぞれの本ごとに約60個ずつ紹介されています。
60個もの名言は、それぞれの本の中で、さらに次の6つのキーワードに分類されています。
・勇気
・わくわく
・やる気
・心をほぐす
・ひらめき
・考える
これらの中から興味のあるキーワードをもとに、自分にふさわしい座右の銘を探すことができます。
幼稚園・保育園~低学年の頃は、「将来〇〇がしたい、〇〇になりたい」と夢をもっている子が多いです。
しかし、心も体も成長するにつれて、“漠然とした夢(理想)”からより“現実的な夢”を考えるようになります。
そのため、将来の夢やこれからの自分が見えなくなり、悩んでしまう子もいます。
・自分の力の限界や壁を感じ、できないことにばかり目を向けてしまう(自己肯定感が低い)
・自分の目標や目指したいもの、なりたい人物像などが見えない
・どんな目標を立てればいいのか、具体例がわからない
・目指したいと思えるものに出会えていない
そんな小学生の子どもたち、そして悩めるお子さんをもつ方々に読んでほしいのが、今回紹介する本です。
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おすすめの声かけ
この本を読むと、本の中で紹介されている名言をもとに目標を考え、自分にふさわしい座右の銘を見つけることができます。
数々の名言の中から、どんな言葉が自分の心に響くか。
自分が苦しいときに支えになるのはどんな言葉か。
頑張る力が湧いてくるのはどんな言葉か。
そんなことを考えながら本を読んでみましょう。
そして、子どもが一人で名言を探すのではなく、親子で一緒に探すのがおすすめです。
親子で一緒に探したり考えたりすることで、子どもの目指したいものを共有することができます。
「苦しいときは、一緒に見つけたこの言葉を思い出してね」
「この言葉を目指して、一緒に頑張ろうね」
「少しずつ、一歩一歩近づいていけばいいからね」
そんな言葉をかけながら、座右の銘を考えましょう。
そして、お子さんがくじけそうなとき。
支えが必要なとき。
目指したいものを見失いそうなとき。
一緒に見つけた座右の銘をもとに、励ましの言葉をかけてあげてください。
「あのとき一緒に考えた□□の言葉を思い出して、乗り越えよう」
「△△さん(座右の銘に選んだ言葉を残した偉人)も、きっといくつもの壁を乗り越えてこの言葉を残したのだよ」
と、支えてあげてください。
小学校卒業を迎えたとき。
中学校、高校、大学の入学・卒業を迎えたとき。
社会人として働き始めるとき。
子どもたちはこれからたくさんの節目を迎えます。
そのときには、一緒に決めた座右の銘とともに、「私はいつでもあなたを応援しているよ」と送り出してあげるといいですね。
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こんなお子さんにおすすめ!
参考・外部リンク
監修:座右の銘研究会
出版社:教育画劇
https://www.kyouikugageki.co.jp/bookap/detail/871/?prev[]=searchbykeyword&keyword[]=%E5%BA%A7%E5%8F%B3%E3%81%AE%E9%8A%98