困った時の声かけ | あそびと声かけ | 絵本と声かけ |
0-2歳の声かけ | 3-5歳の声かけ | 小学生の声かけ |
紙の学習だと集中できない!書くのが苦手な子にはタブレット学習もOK
声かけのシーン(背景・導入)
紙のプリントを始める時、色々な予備動作が必要です。
まずは椅子に座る、
筆箱を出して必要な筆記用具を選ぶ、
それをとり出す、
消しゴムはどこだっけ?
字をちょうどよい大きさで書いたり、イスのちょっとしたガタガタが気になったり、他の子の手の動きが気になったり。
注意力や集中力がうまくコントロールできないお子さんにとって、本来学ぶべきことにたどりつくまでに、多くのハードルがあります。
どうにか書き始めても、消しゴムのカスが気になったり、トイレに行きたくなったり、なかなか必要な要素だけを学習するのは難しいものです。
そのようなお子さんには、タブレット学習をとりいれることがあります。
タブレット学習は習熟度をあげる時、例えば
・漢字の形、意味を覚えたい→丁寧さや書き間違いを問われないので、進めやすい
・計算を多く解いて問題に慣れたい→時間制限などがあるので集中しやすい
・定着度を知りたい→選択問題で選ぶだけなので、飽きない。結果がすぐわかる
このような場合に有効です。
好きな姿勢で、好きな場所で、集中できる自分に有利な環境で学んだ結果実力を蓄えられる子もいます。
楽できるところは楽をして、自信を早く取り戻すーーそれが学習の突破口になることもあります。
広告部分
こんな「声かけ」がおすすめ!
前提として、紙での学習を諦めないでください。
手順を追って準備したり、えんぴつを正しく持ち、姿勢を気をつけて座ることは、体をコントロールする良い練習になります。
タブレット学習では、紙ではなかなか難しい「たくさん解く」という練習を中心に行います。
慣れないうちは、徹底的に集中できない理由となるものを排除して始めます。
机の上に何もない状態で、空調や雑音のない場所が理想的です。
姿勢などもうるさく言う必要はありません。待ち時間などの隙間時間に使うことができるのもいいですね。
時間が限られていて、すぐに終わるものから始めます。
時間を測るもの、ゲーム形式にになっているものは夢中になってくれます。
「このゲームやっちゃってからおやつ食べようか」
「漢字テストの勉強はタブレットでやろうか」
興味を持って始められそうな声がけから始めてください。
「思ったよりも大変じゃなかった!」
その感覚が大切です。
閲覧数
210
いいね
4