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【余計な一言!】子どもの「思ったことをすぐ口に出す」癖の直し方
その際、否定的な声かけではなく、傷つけずに伝える方法が必要です。
この記事では、子どもに対し、他者の気持ちを考える力や優しい言葉の重要性をどのように教えていくか、説明していきます。
声かけのシーン(背景・導入)
子どもが自分が感じた事、思ったことをなんでも衝動的にそのまま言ってしまう時、
ドキッとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「あの人ハゲてるね」
「もう待ち疲れた。遅いよ。店員さんご飯まだ?」
「あのおばあちゃん、顔シワシワだね」
レストランや人の多い公園や映画館。どんな場所、場面、相手かも問いません。
シーンとしたエレベーターの中なんて
生きた心地がしません。
「そんなこと言ったらダメだよ!」
慌てて注意をしたり、ごまかしながらその場をしのぐけれども、
何度も同じことを繰り返す。
「怒ってしつけしないと分からないよ」
「ちゃんと教えてあげなくちゃいけないよ」
周りから注意を受けるたびに
「何度も教えているのに。。」
しつけが悪いのは私のせい?と自分自身も落ち込んでしまいます。
注意したり、きつく怒鳴ったり、否定的な声かけではなく、
相手に嫌な思いをさせない方法を伝えていくためにはどうしたらいいのか。
我が家で心がけている声かけについてご紹介します。
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子どもは素直です。時に残酷なくらい。
頭のどこかでは分かっているけれど
人の多い場所への子どもとのおでかけは、何が起きるかわかりません。
「あの人髪の毛がないよ!どうしたのかな?」
一瞬頭が真っ白になりますが
「そんな事言ったらダメだよ!」
と行動を制限したり、注意をする前にワンクッション。
「自分の心の中で言おうね」
思ったことは素直に受け入れつつ、人を笑顔にする言葉がある一方で、傷つける言葉があることはその都度伝えていきましょう。
それでも言いたくてモヤモヤしてしまう場合は、
「アリさんに聞こえるくらいの声で言おうね」
そのように伝えています。
衝動性が強かったり、相手の気持ちを想像する事が苦手だったり、なんらかの困り事を抱えている子にも効果があります。
人を傷つける言葉を言うことは望ましくない行動です。
わざと傷つけるつもりはなくても、傷つけてしまう事があります。
どんな声かけや方法であっても、子どもに伝えたいことは
・身体のことを言われると、相手は辛く悲しい気持ちになることがあるんだよ。
・自分がもし嫌だなってことを言われたらどんな気持ちになるか。
・自分の言った言葉で、自分自身がトラブルに巻き込まれ危険な目に遭うかも知れない。
人それぞれ言葉の捉え方は異なりますが、自分と同じように相手にも心があると言うことを伝えていきたいですね。
そうは言ってもすぐには難しいのが子育てです。
「君、太ってるね」
と言ってその場の雰囲気を一瞬にしてピリピリムードにしていた息子。
最近では
「コロコロしていてかわいいね」
見た目をそのまま口に出してはいますが、
少しずつ言い回しが変わってきています。
自分の思ったことを表現する力、他人や周囲を観察する力、人の良いところを探そうとする気持ちは、今もこれからも大切にしたい彼の持ち味です。
言葉には人の気持ちや考え方を動かす力があります。
息子自身も言葉の持つ意味を様々な場面で聞いて活用して、経験を重ねながら模索段階。
今後、他者との会話やコミュニケーションを楽しみながら相手を思いやる言葉を選ぶ大切さを身につけていってほしいと思います。
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