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教科書やドリルを破ってしまう我が子への「物を大切・大事にする」教育方法
声かけのシーン(背景・導入)
学校で使う物をわざと壊してた我が家の息子。
教科書や漢字ドリル、健康観察カードなど学校から頂いたものなのにビリビリに破いてしまった。
イライラが収まらず衝動的に行動してしまう子。
時間が経ち、気持ちが落ち着けば『まずかったな…』と少しでも感じるはずです。
でも、「自分が悪かった」とはなかなか言えず「あの時は!」と本人の口から出る言葉は、他の大人が聞くと言い訳のように感じるかもしれません。
それは自分の心を守ろうとしている防御反応のようなもの。
そんな子どもの姿に、つい大人もイライラしてしまい強く子どもに言ってしまいたくなります。
とてもわかります。でも、少し待ってください。
ゆっくりと何がいけなかったのか、どうしてほしいのか。
そして「こうしたらどうかな?」という提案もできたら子どもの行動は少しずつ変わってくるかもしれません。
我が家の声かけをご紹介します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
ある日、学校から帰宅した次男の連絡帳に先生からの長いお手紙がついていました。
内容は『最初は機嫌よく過ごしていたが、何かきっかけかはわからないがイライラしてしまい、ドリルと検温カードをビリビリに破いている。ビリビリのドリルは袋に入れて持たせています』というものでした。
また、先生の手紙には『なんで学校に来ないといけないの!と怒っていた』と次男の様子が描かれてありました。
私は、学校に行きたくないことは理由の一つだが本当の理由ではないことに気づきました。
「どうしてこうなったの?」と聞いても「イライラしたから」と何にイライラしたのか本当の理由は教えてくれませんでした。
忘れてしまったのか、言いたくないのかわかりません。
しかし、どうしても伝えたいことをゆっくりと伝えました。
「学校で使うものは大切で、破いてはいけないよ。これは何円だったか知ってる?」
次男は「しらん」と一言。
「無料だよ。税金といってみんなのお金を集めて子どもたちに必要な学校の本をあげているんだよ。みんなからもらったものだよ。大切にしないといけない」
誰かの思いがあって今あなたの手元に届いている。
無料だからといって貰ったモノだからといって壊して良いものではない。
1度伝えるだけで「分かった大事にするよ」とはならないかもしれません。
でも繰り返し、色んな伝え方で子どもに『大切にしてほしい』ことを伝えていく必要はあると思います。
一緒にビリビリに破れた本を直しながら次男とお話しました。
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