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子どもの「衝動的・暴力的な遊び」は「自然な遊び」に変換してみよう!!
最終更新:2024.06.30
記事の目次
サマリー
子供は元気が一番と言われることがありますが、乱暴な遊び方で周囲を心配させることも多々あります。特にADHDやASDの子は体の感覚や感情のコントロールが難しく、行動に反映されることが多いです。大切なのは子どもが抱えるモヤモヤした気持ちを受け入れ、望ましくない行動を他の許される行為で代替してあげることです。
望ましくない行動を自然な行動に軌道修正してあげることで、少しずつ感覚や感情のコントロールができるようになります。
記事の執筆者
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声かけのシーン(背景・導入)
子どもは元気が何よりっていうけれど、
物を投げるし振り回す。
パンチにキック。
おもちゃの電車や車を壁にぶつける。階段から落とす。
なんでも力任せで遊ぶので、見ていてヒヤヒヤする時があります。
このままでは自分も他人も傷つけることになりかねません。
成長とともに落ち着くのかな?
そのまま乱暴な子になったらどうしよう?
心配は絶えません。
発達に課題のある子は、感覚が鈍かったり、逆に敏感だったり自分の身体の感覚をコントロールすることが難しい傾向にあります。
力加減が難しく動作が乱暴、何かにぶつかったり、ぶつかってきたり危なっかしい動きが多い等、注意される事も多くなってきます。
“家族や友達の笑顔に囲まれて、自分らしく穏やかに過ごしたい”
そのために毎日一生懸命生きているのに、心と身体のコントロールが自分でも思うようにいかず、周囲の人を困らせてばっかり。
本当は、自分でもこんなことしたくないのかもしれない。自分のこともよくわからずに人知れず苦しんでいるのかもしれません。
彼らにどのようなアプローチをしたら良いのか、ADHDやASD特性の理解を深め、少しでも寄り添えるような声かけや、環境設定について考えてみました。
広告部分
こんな「声かけ」がおすすめ!
○○(お子さんの名前)と楽しく遊べる遊びを一緒に探したいな。
ADHDやASD特性のある息子の場合、
自分の身体をイメージ通りに動かすことが難しく、動きのレパートリーも少ないように感じます。
例えば、自転車をこいだり、ボールを使ったり、とモノをコントロールする動きや、同時に2つ以上の動きを組み合わせる協調運動が苦手なので、彼はパンチやキックをしたり、何度もドアを開けたり閉めたりして、自分にできる動きから感覚の刺激を得ようとしているようです。
“手持ち無沙汰で他にやる事がない”
“なんか心がざわざわして発散したい”
そんな時にルーティンのように行っています。
「なんかイライラしちゃって。ついつい物を投げちゃった」
息子もイライラしている気持ちは自覚しています。
でも、どうやって気持ちを切り替えたらいいのかわからないのです。
大切なことは、モヤモヤした気持ちや発散したい気持ちは受け止めてあげましょう。
「やめて!」「なんでまたするの?!」っと強く言うとモヤモヤした気持ちは行き場をなくし、自傷行為につながるのを私自身、目の当たりにしました。
どうしてもパンチやキックがしたいのなら、
遊ぶ場所や相手を限定します。
「お家でパパとなら対戦してもいいよ」
「布団の上にだったら車落としてもいいよ。でこぼこ道で進めないね。」
それでは、叩くや投げると言う行動をどのように置き換えたら良いのでしょうか。
・人を叩く、窓を叩く→打楽器や柔らかいクッションを叩く。おしくらまんじゅうや手遊びでスキンシップをとる。
・物を投げる→ボール投げ、池や川で石を使って水切り。
・家中を走り回る→室内遊びやダンスをしたりして身体を動かす。お天気が良ければ外遊びを促す。早朝の公園や、夜のお散歩で身体を動かす。(刺激が少ないのでオススメです)
望ましくない行動を自然な行動に軌道修正してあげることで、少しずつ感覚や感情のコントロールができるようになります。
もうすぐ秋の気配です。夏が暑かった分、涼しくなったら色々な場所へお出かけしたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
これからの季節、フィールドアスレチックやプレーパークなど、自然の中でおもいっきり身体を動かして、五感をいっぱい刺激してあげたいですね。
自分の身体をイメージ通りに動かすことが難しく、動きのレパートリーも少ないように感じます。
例えば、自転車をこいだり、ボールを使ったり、とモノをコントロールする動きや、同時に2つ以上の動きを組み合わせる協調運動が苦手なので、彼はパンチやキックをしたり、何度もドアを開けたり閉めたりして、自分にできる動きから感覚の刺激を得ようとしているようです。
“手持ち無沙汰で他にやる事がない”
“なんか心がざわざわして発散したい”
そんな時にルーティンのように行っています。
「なんかイライラしちゃって。ついつい物を投げちゃった」
息子もイライラしている気持ちは自覚しています。
でも、どうやって気持ちを切り替えたらいいのかわからないのです。
大切なことは、モヤモヤした気持ちや発散したい気持ちは受け止めてあげましょう。
「やめて!」「なんでまたするの?!」っと強く言うとモヤモヤした気持ちは行き場をなくし、自傷行為につながるのを私自身、目の当たりにしました。
どうしてもパンチやキックがしたいのなら、
遊ぶ場所や相手を限定します。
「お家でパパとなら対戦してもいいよ」
「布団の上にだったら車落としてもいいよ。でこぼこ道で進めないね。」
それでは、叩くや投げると言う行動をどのように置き換えたら良いのでしょうか。
・人を叩く、窓を叩く→打楽器や柔らかいクッションを叩く。おしくらまんじゅうや手遊びでスキンシップをとる。
・物を投げる→ボール投げ、池や川で石を使って水切り。
・家中を走り回る→室内遊びやダンスをしたりして身体を動かす。お天気が良ければ外遊びを促す。早朝の公園や、夜のお散歩で身体を動かす。(刺激が少ないのでオススメです)
望ましくない行動を自然な行動に軌道修正してあげることで、少しずつ感覚や感情のコントロールができるようになります。
もうすぐ秋の気配です。夏が暑かった分、涼しくなったら色々な場所へお出かけしたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
これからの季節、フィールドアスレチックやプレーパークなど、自然の中でおもいっきり身体を動かして、五感をいっぱい刺激してあげたいですね。
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