子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
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【絵本と声かけ】二次被害に苦しむ子をケアする『こわい目にあったアライグマくん』
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【絵本と声かけ】二次被害に苦しむ子をケアする『こわい目にあったアライグマくん』

【絵本と声かけ】二次被害に苦しむ子をケアする『こわい目にあったアライグマくん』

最終更新:2023.03.23
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子育て中のパパママ、こんにちは。臨床心理士、公認心理師の資格をもつ声かけサポーターとして、日々の「困った!」に役立つ情報をお届けしてまいります。
一緒に悩みながら、少しでも心を休めて、子育てしていきましょう。
たくさんの声かけレシピの中から、お子さんにあうレシピが見つかりますように。
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声かけのシーン(背景・導入)

大きな事件や事故でなくとも、子どもがとても怖い思いをしたあとに、情緒不安定になることがあります。
絵本『こわい目にあったアライグマくん』は、ショッキングな出来事を経験し、その影響で二次被害やトラウマ症状に苦しむ子どもをケアするための絵本です。

主人公のアライグマくんは、ある出来事を見てしまったために、不安でイライラして乱暴になり、生活がうまくいかなくなっていきます。どうすれば良いのか、本人も周りも分からず、困ってしまいます―――。

この絵本は、こわい目にあったアライグマくんが、症状に苦しみながらも、治療を受けて少しずつ立ち直っていくお話です。


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アライグマくんは、こわい目にあいました。

・「こころをケアする絵本だよ」とわざわざ言う必要はありません。おだやかな環境を確保してから、一緒に、ゆっくりと絵本を開きましょう。

・読み手は、お子さんをアライグマくんに投影して読むと良いでしょう。
「アライグマくんは、こわい目にあいました。」
心の中(あなたにこわいことが起こってしまったね)

「こんな目にあったことは、今までにありません。」
心の中(どうして良いのか分からなかったよね)

「こんなにおそろしい出来事があるなんて、こわくてたまりません。」
心の中(こわかったね。くるしかったね。)

・じっくり丁寧に読んであげてください。子ども自身も、自分をアライグマくんに投影していきます。

・「僕と一緒だ」「私もおなじことある」と子どもが言ったら、「そうだね。アライグマくんと同じだね。」「そっか。アライグマくんと一緒だったんだね」と返してあげましょう。

・イライラしたり、涙が出たり、不安になるといったストレス反応は「こわいことがあったときには、自然なことなんだよ」と教えて安心させてあげましょう。

もしストレス反応が強かったり長引く場合には、医師や心理士を頼ってくださいね。

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こんなお子さんにおすすめ!

3~5歳 男の子 女の子

材料:

絵本『こわい目にあったアライグマくん』(誠信書房)



参考・外部リンク

誠信書房『こわい目にあったアライグマくん』
https://www.seishinshobo.co.jp/book/b202105.html
マーガレット・M・ホームズ 作
キャリー・ピロー 絵
飛鳥井 望 監訳
亀岡 智美 監訳
一杉 由美 訳



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