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可愛いラブストーリー絵本「どうながのプレッツェル」あらすじと声かけ
声かけのシーン(背景・導入)
絵本の中にもラブストーリーをテーマとしたものがたくさんあります。
お子さんが小さい頃、親子は同じ価値観を持っているように錯覚しますが、どんな人と一緒にいると幸せを感じるか、そういった価値観は親子でも違うことがあります。
とても似ているけれど、まるで自分とは違う大切な我が子が、将来どんな人に囲まれて過ごすのか。ラブストーリー絵本は、人を見る価値観を育みます。
胴が長いダックスフントのプレッツェルは自分の胴の長さが自慢です。
大好きなグレタに結婚を申し込みますが、グレタは自慢屋のプレッツェルのことはきらいなのです。
プレッツェルはグレタに振り向いてもらえるのでしょうか?
プレッツェルとグレタの可愛らしいやり取りは、何かができる、なにかをくれる、ということが直接愛とは結びつかないことをおしえてくれます。友人関係の悩みにも通じるものがありますね。
あまりに可愛い絵なので、ダックスフントを飼ってみたいなと言い出す子もいました(^^)
ところで、プレッツェルの絵、どこかでみたことがあると思いませんか?
文を書くマーグレット・レイさんと作画のH.A.レイ(ハンス・アウグスト・レイ)さんは夫婦で素晴らしい絵本をたくさん作りました。
皆さんのよく知る「おさるのジョージ」シリーズの作者でもあります。
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絵本がもっと面白くなる!!
おすすめの声かけ
この絵本を読むと、つい質問してみたくなってしまいます。
「〇〇ちゃんは、どんなひとがすき?」
この質問、実は、とても興味深いのです。
やさしい子、強い子、足の速い子、同じものが好きな子、なわとびの上手な子、ゲームが上手い子、話が面白い子、うるさくない子、お菓子をくれる子、いうことを聞いてくれる子……子供たちの「好き」の視点は多様です。
「私のことを好きって言う子が好き」と言う子までいました。
我が子ながら、「え、そうなの?」と驚かされることもあります。
こどもたちがこれから出会う人たちが、良い人であることを祈るとともに、人を見る目が育っているかという点にも注目していく必要があるのだなと、気付かされる一冊になります。
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