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風邪をひいた子供にかける言葉。共感・安心感を意識した声かけが大事!
最終更新:2024.03.12
記事の目次
サマリー
子供が風邪や病気のときに親がかける言葉は、人によってまちまちです。その理由は個人の経験や家庭環境だけでなく、「看病する時の声かけ」についてあまり注目されていなかったことにあるように感じられます。
この記事では、「看病する時の声かけ」が人によって異なっている背景や、シーン別の声かけ例を紹介しています。
記事の執筆者
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子供を看病する際の声かけは多種多様。その背景は?
気温差の激しい季節の変わり目は体調を崩しがちです。
私も先日、珍しく風邪で寝込んでいて、家族に看病してもらいました。
そこで気がついたのは、看病の仕方が個人の経験や、育った家庭環境によって、かなり違うということです。
看病の経験値の違いも一因だと思います。
「熱がある時は冷やす、水分をとる、消化の良い物を食べさせるなど、行動はわかっているけれど、その時にどんなふうに声をかければいいのかはわからない」
という意見も見られます。
夫も「自分も家族もあまり体調を崩したことがないので、看病の時にどう声をかけていいか考えたことがなかった」と言っていて、こんな身近な所でも個人差があるのだと驚きました。
検索してみると、確かに、看病の方法はたくさん出てくるのに、看病するときの声がけや気配りについてはあまり触れられていないように思います。
今後の為、家族で一緒に確かめを行った「子どもを看病する時の声がけ」を共有したいと思います。
看病慣れしていないおうちの方と一緒に確認して、参考にしていただければ幸いです。
子供を看病する際のシーン別の声かけ例
ここにいるからね
まずは病院に行って、医師の診察を受け、家庭看護で様子を見て大丈夫だと確認しましょう。少しの熱や体調不良でも、大きな病気が隠れている可能性を忘れずに。
●発熱・痛みがるとき
苦しい、つらいことに共感を持って接してあげましょう。
子どもの不安に寄り添う声がけを心がけます。
体調の変化や訴えは細かくメモを取るといでしょう。
「お熱つらいね」
「ここが痛いんだよね」
「熱いよね。冷たいもの欲しい?」
「痛い所さすっていてあげようか?」
「寒くなってきた? お熱が高くなるのかも。お布団増やそうね」
「お熱が出るのは、バイキンさんとたたかってるからだから、大丈夫だよ」
「お薬飲んだから、お熱下がるよ」
「お熱下がってきてるよ。もうすこしだね」
●食事・悪心の時
水分がとれていれば、食欲のない時には無理に食べなくてよいそうです。
少しずつ、勧めてみてください。
「食べられそうなものある? ちょっとだけ〇〇食べてみる?」
「〇〇食べるのは、もう少し待ってみようか」
「一口だけでもいいよ。ゆっくり食べようね」
「〇〇と〇〇と〇〇があるよ、どれか食べられそうなのある?」
「今は体が頑張ってるから、食べるのはお休みみたいだね。お腹すいたら食べようね」
●薬を飲むとき
お薬を飲むのが嫌で泣いてしまうお子さんもいます。
お薬が苦手ではないお子さんも、具合が悪い時は味覚が変わって、うまくのめないこともあります。
薬の効果を教えてあげながら飲むと、安心感やプラシーボで上手く効果が出ることもあります。励ましながら、少しずつでも飲んでもらいましょう。
「このお薬、甘いから大丈夫だよ」
「ゼリーに混ぜてみる?」(薬の成分の変わらないものを用意しましょう)
「お薬飲めてえらかったね!」
「ちょっとは飲めたから大丈夫。また後でチャレンジしよう」
「あとこれだけ飲んだらおしまい!」
●安心させる
薬や実務的な看病以外にも子どもたちに必要なのは、安心感です。
一人で寝ていて心細いとき、ただそばにいて、触れ合うことが、どれほど心強いか。
声がけが苦手な時は、感染対策をして人の姿が目に入る場所にこどもを移動させるだけでもぐっと安心感が増します。
「ここにいるからね、何かあったらいつでも呼んでね」
「手をにぎっていようか?」
「〇〇(お気に入りのお人形やおもちゃ)つれてきてあげる?」
「大丈夫だよ。たくさん寝るとげんきになるからね」
「どこか痛いところはある?」
「背中トントンしてあげるね」
「電気つけておこうか?」
「おめめを閉じて、おはなししようか?」
「元気になったら何して遊ぶ?」
●回復してきたら
遊びたくなってきたら元気になった証拠です。
激しい運動にならないような遊びを考えて、完全に元気になるまで油断せずに過ごしましょう。
「お部屋の中でできる遊びをしようか?」
「音楽かけてあげる?」
「目を閉じてて、お話読んであげるね」
「食べたいもの買ってくるよ、なにがいい?」
「〇〇君がはやく遊びたいねって言ってたよ」
体のケアと合わせて、心のケアも大切ですね。
看病された記憶は、次の世代へと続いていきます。
●発熱・痛みがるとき
苦しい、つらいことに共感を持って接してあげましょう。
子どもの不安に寄り添う声がけを心がけます。
体調の変化や訴えは細かくメモを取るといでしょう。
「お熱つらいね」
「ここが痛いんだよね」
「熱いよね。冷たいもの欲しい?」
「痛い所さすっていてあげようか?」
「寒くなってきた? お熱が高くなるのかも。お布団増やそうね」
「お熱が出るのは、バイキンさんとたたかってるからだから、大丈夫だよ」
「お薬飲んだから、お熱下がるよ」
「お熱下がってきてるよ。もうすこしだね」
●食事・悪心の時
水分がとれていれば、食欲のない時には無理に食べなくてよいそうです。
少しずつ、勧めてみてください。
「食べられそうなものある? ちょっとだけ〇〇食べてみる?」
「〇〇食べるのは、もう少し待ってみようか」
「一口だけでもいいよ。ゆっくり食べようね」
「〇〇と〇〇と〇〇があるよ、どれか食べられそうなのある?」
「今は体が頑張ってるから、食べるのはお休みみたいだね。お腹すいたら食べようね」
●薬を飲むとき
お薬を飲むのが嫌で泣いてしまうお子さんもいます。
お薬が苦手ではないお子さんも、具合が悪い時は味覚が変わって、うまくのめないこともあります。
薬の効果を教えてあげながら飲むと、安心感やプラシーボで上手く効果が出ることもあります。励ましながら、少しずつでも飲んでもらいましょう。
「このお薬、甘いから大丈夫だよ」
「ゼリーに混ぜてみる?」(薬の成分の変わらないものを用意しましょう)
「お薬飲めてえらかったね!」
「ちょっとは飲めたから大丈夫。また後でチャレンジしよう」
「あとこれだけ飲んだらおしまい!」
●安心させる
薬や実務的な看病以外にも子どもたちに必要なのは、安心感です。
一人で寝ていて心細いとき、ただそばにいて、触れ合うことが、どれほど心強いか。
声がけが苦手な時は、感染対策をして人の姿が目に入る場所にこどもを移動させるだけでもぐっと安心感が増します。
「ここにいるからね、何かあったらいつでも呼んでね」
「手をにぎっていようか?」
「〇〇(お気に入りのお人形やおもちゃ)つれてきてあげる?」
「大丈夫だよ。たくさん寝るとげんきになるからね」
「どこか痛いところはある?」
「背中トントンしてあげるね」
「電気つけておこうか?」
「おめめを閉じて、おはなししようか?」
「元気になったら何して遊ぶ?」
●回復してきたら
遊びたくなってきたら元気になった証拠です。
激しい運動にならないような遊びを考えて、完全に元気になるまで油断せずに過ごしましょう。
「お部屋の中でできる遊びをしようか?」
「音楽かけてあげる?」
「目を閉じてて、お話読んであげるね」
「食べたいもの買ってくるよ、なにがいい?」
「〇〇君がはやく遊びたいねって言ってたよ」
体のケアと合わせて、心のケアも大切ですね。
看病された記憶は、次の世代へと続いていきます。
記事の執筆者
小学生の息子と中学生の娘の母です。
保育資格、幼稚園教諭免許を持っています。
子ども英会話教室講師を経て、個別指導教室で園児さんから高校生まで、いろいろな発達段階のお子さまの学びに携わっております。
保育資格、幼稚園教諭免許を持っています。
子ども英会話教室講師を経て、個別指導教室で園児さんから高校生まで、いろいろな発達段階のお子さまの学びに携わっております。
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