子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
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子どもが完璧主義になる原因と直し方・改善方法について

最終更新:2024.03.26

記事の目次

サマリー

子どもが完璧主義でチャレンジするのが苦手。という場合、その原因の一つは「ネガティブな感情を表現する能力」が発達していないことがあります。

この記事では、ネガティブな感情とのつきあい方を、子どもが主体的・体験的に学んでいくために、親ができるサポート方法をご紹介します。
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記事の執筆者

子育て中のパパママ、こんにちは。臨床心理士、公認心理師の資格をもつ声かけサポーターとして、日々の「困った!」に役立つ情報をお届けしてまいります。
一緒に悩みながら、少しでも心を休めて、子育てしていきましょう。
たくさんの声かけレシピの中から、お子さんにあうレシピが見つかりますように。
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声かけのシーン(背景・導入)

頑張ればきっと出来るはずなのに、子どもがチャレンジすらしてくれない。
最初は誰だって上手くできないし、失敗するのは当たり前だし…。
でも親としてはもうちょっと頑張ってほしい…。ちょっとモヤモヤしますよね。

子どもがチャレンジできない原因の1つとしては、ネガティブな感情を表現する能力が発達していないことがあります。
子どもが転んだとき、おびえてるとき、とっさに「強い強い!」「泣かない泣かない!」「痛くない痛くない!」「怖くない怖くない!」などと励ますことが多いかと思います。
しかしそれは、子どもが、「痛い…」「怖い…」「悲しい…」といったネガティブな感情を言葉にする大事な機会を、無意識に遠ざけている可能性があります。

このような体験の積み重ねが、失敗はいけないこと、泣くのは恥ずかしいこと、弱音を吐くのは情けないこと、臆病なのは恰好悪いこと、といった恐怖感の刷り込みにつながってしまいます。

ここでは、ネガティブな感情とのつきあい方を、子どもが主体的・体験的に学んでいくために、親ができるサポート方法をご紹介します。


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挑戦する気持ちが、なによりも大事だと思うな
■人間は失敗する生き物!ママパパが失敗して落ち込んだ姿をたくさん見せよう
「あ、失敗しちゃった!ざんねん…」
「まちがえちゃった…悲しい…」
「だめだったぁ…おしかったのになぁ…」

■ママパパががっかり→元気になっていく過程を見せよう
「よし、次は頑張ろう!」
「間違えちゃったけど、でも頑張ったからオッケーってことにしよ!」

■失敗は成功のもと、間違いは成長のもと
「やったね。これで次は同じ間違いをしないで済むね」
「失敗すればするほど上手になっていくんだよ」

■失敗or成功だけではないことを伝える
「成功するための練習なんだよ」
「挑戦する気持ちが、なによりも大事だと思うな」

■ネガティブな感情をちゃんと表出させて受け止めてあげよう
子ども「痛い…」
ママパパ「うー…痛いよね…(涙)痛かったねぇ…。」

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