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5~9歳は中間反抗期!生意気な小学生の子供への対処法
声かけのシーン(背景・導入)
5~9歳前後のこの時期は”中間反抗期”とも言われ、なんだか子供が生意気になってきたな、と親が感じる時期です。
小学生になるかならないかくらいのタイミングで、親の言うことに口ごたえをしたり、屁理屈をこねたりすることが増えてきます。
「ママもそうしてるじゃん」
「この前はこうしたのに、なんで今は ダメなの?」
など、反発したり理屈をこねて自分の主張を通そうとします。
ここでの親の本心として
「うるさい!いいからやって!」
と言ってしまいがちですが、ここでは少し我慢です。
このように反発したり理屈をこねるのは、論理的な考え方や言葉の表現力が育ってきたり、親から自立したいという気持ちが表れてきたり、ということで成長の証でもあります。
イライラする気持ちを少し抑えて、子どもの成長にお付き合いしてみてください。
こういう場面での、子どもの成長に合わせた声かけをご紹介いたします。
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① 親が言ったことや、やるべきことに対していろいろ理由をつけてやりたがらないとき
宿題や片付けなど、”面倒くさい“と感じることをやりたがらないことがありますね。そんなとき、「それはやりたくないのね」とまずは子どもの気持ちに共感します。「じゃあどうするのがいいと思う?」と子ども自身の考えを聞いてみます。
変なことを言っているな、と思っても、「ふんふん、そうなのね」といったん聞き入れます。「じゃあそうしてみる?」と聞くと、子ども自身もおかしいなということはわかって話しているので「やっぱりこうした方がいいかも」と自分から言い出すこともあります。
単に“今”やりたい気分ではない、というときは、「いつやる?」と子ども自身に決めさせます。
② 健康や将来によくないと思えることをしたがるとき
「ママもやってる」「友達もそうしてる」など理由をつけて自分のやりたいことを主張するようになります。「そうしたいのはわかったよ」とここでも子どもの気持ちに共感します。そのうえで、「でも本当にそれがあなたのためになるかな?」と問いかけてみましょう。「〇〇ちゃんが病気になったら悲しいよ」と親の気持ちを伝えることもよいです。
親自身の行動について指摘されたときは謙虚に聞き入れ、直すべきところは「ママも気を付けるね」とお互い気を付けていくように話し合いましょう。
③ よくないことをしても屁理屈をこねて自分は悪くないと主張するとき
親が注意をしたとき、「だって〇〇だもん」と言い訳をしたり無視したりふてくされたり、と反抗的な態度を見せることがあります。言い訳をするときは、「わかったよ。じゃあ〇〇くんの言うとおりにしようか。ママも□□なときは△△するようにしようかな」と話すと、自分の主張が間違っていることに気づくこともあります。
④ 乱暴な言葉遣いや態度をとるとき
「そんな言い方をされたら悲しいな。もう少し優しく言ってくれる?」と自分の気持ちを伝えます。自立に向かっているとはいえ、まだまだパパママが大好きで悲しませることはしたくないと考えています。
少しずつ成長している子ども。宿題をやる時間や家庭のルールなどは子どもの意見を取り入れて見直す段階にきているかもしれません。譲れないところと子どもに任せるところのバランスを整理しておくことが大切です。
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