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叩く、投げる、暴れる。他の子を傷つけてしまう子どもへの対応と声かけ
声かけのシーン(背景・導入)
突発的に相手をたたいてしまったり、ものを投げてしまったり、乱暴なことをしてしまう子どもがいます。
これらは、その時爆発した感情による衝動的な行動のため、本人があとから後悔することも多いです。
考えられる要因としては、
・感情をコントロールできない
・衝動性を抑える方法が分からない
・自分の感情の高ぶりを察知する力が弱い
・自分の思いをしっくりくることばで表現できない
・思い通りにいかないと混乱する
などがあります。
こういったお子さんにどのように対応してあげられると良いのか、ご紹介いたします。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
■カッとなって暴れたときは声をかけない
まずは、「ごめんね。ケガさせちゃうから、離れてくれるかな?」と周りを引き離します。そのあと、「静かな場所に移動します」とだけ本人にハッキリと伝え、真剣な表情で、子どもの手を強く引き、静かなところへ移動します。「イライラが少し落ち着いたら教えてね」とだけ伝え、静かに待ちます。子どもから少し落ち着けた様子がうかがえたら、「自分で落ちつけたね。えらいよ。」と伝えてギュっとしてあげましょう。
■気持ちの高まりを自覚させる
ママパパ「今の気持ちは何度ぐらい?」(トップ画像を参照)
子ども「90度!!!!」
ママパパ「わお、じゃあ爆発寸前だ!キケンキケン!よし!この枕にパンチだ!」
■気持ちを表現する言葉を教える
・イライラする
・モヤモヤする
・ムシャクシャする
・なっとくいかない
・カチンときた
・はらがたつ
・頭にきた
・ムカつく
・嫌になった
■殴ったり蹴ったりすることは絶対にいけないことだと教える
「どんな理由があっても、絶対に殴ったり蹴ったりしてはいけません」
「嫌な時は、やめて!!とハッキリ言う練習をしよう」
■感情を抑える方法を探す
(お守りを渡す)
「これ、イライラが少しおさまるお守りだよ。ママとパパが怒りの神様にお願いして作ってもらったから、もし怒りが爆発しそうなときは、これをギュってにぎりしめてね」
(タイムアウト法を習得させる)
「爆発しそうになったら、『ちょっときゅうけい!!!』といって走ってその場から離れようね。好きな先生に話を聞いてもらったり、顔を洗ったり、お茶を飲んだりすると、少し気持ちが楽になるよ」
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