子どもへの声かけレシピ集
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子どもが間違った行動をしたときの声かけ(1~2歳児向け)
最終更新:2023.05.27
記事の目次
記事の執筆者
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声かけのシーン(背景・導入)
人が使っているものを取る、人を叩く、物を投げる、コップの水をこぼす、壁に落書きをするなど、お子さんが間違った行動をしたとき、どんな声かけをしていますか?
「こら!」「ダメって言ってるでしょ!」「何度言ったらわかるの!」
と言ってしまいたくなりますが、なかなか伝わらないこともありますね。
1歳ごろからの小さなお子さん向けの声かけをご紹介します。
こんな「声かけ」がおすすめ!

これがしたかったのかな
小さいお子さんの場合、悪気があってしているのではなく、どうしたらよいかを知らないだけなのでそれを教えてあげます。
① 止める:「〇〇ちゃん」「ちょっと待って」
まずは子どもの行動を止め、手を取って目を合わせます。他のことに意識がいっていると聞いているようで入っていかないからです。
② 確認する:「これがしたかったのかな」
お子さんが何をしたかったのか確認し、その気持ちを認めます。
③ 伝える:「でも〇〇すると痛いからしません」「これは大事。さわりません」
してはいけないことを短い言葉ではっきりと伝えます。相手の子が痛がったり悲しがったりしているときはその様子を見せて「痛そうだね」「かわいそうだね」などと声をかけます。「いけないことをしちゃったのかな」と少しずつ感じ取れるようになっていきます。
④ 教える:「貸してって言おうね」「この紙なら描いてもいいよ」
適切な行動や代わりとなる行動を教えます。
⑤ 練習する、修復する:「一緒に言ってみようか」「お絵かきしたいときはここから紙を出してね」「イタイイタイしちゃったらごめんねって言おうね」「こぼれちゃったから一緒にフキフキしようね」
言葉で伝えることで自分の要求が相手に伝わることを経験してもらいます。また、関係を修復する方法を学びます。まだ言葉が出ない時は、”貸して”の時に手を出す、”ごめんね”で頭を下げる、などジェスチャーを教えてあげ、大人が言葉を添えます。
☆繰り返し経験することで少しずつ覚えていきます。気長に教えてあげましょう。すぐにやめられない時は、抱き上げてその場を離れる、他のことに誘ってさっと気持ちをそらすなどすると切り替えられることもあります。
① 止める:「〇〇ちゃん」「ちょっと待って」
まずは子どもの行動を止め、手を取って目を合わせます。他のことに意識がいっていると聞いているようで入っていかないからです。
② 確認する:「これがしたかったのかな」
お子さんが何をしたかったのか確認し、その気持ちを認めます。
③ 伝える:「でも〇〇すると痛いからしません」「これは大事。さわりません」
してはいけないことを短い言葉ではっきりと伝えます。相手の子が痛がったり悲しがったりしているときはその様子を見せて「痛そうだね」「かわいそうだね」などと声をかけます。「いけないことをしちゃったのかな」と少しずつ感じ取れるようになっていきます。
④ 教える:「貸してって言おうね」「この紙なら描いてもいいよ」
適切な行動や代わりとなる行動を教えます。
⑤ 練習する、修復する:「一緒に言ってみようか」「お絵かきしたいときはここから紙を出してね」「イタイイタイしちゃったらごめんねって言おうね」「こぼれちゃったから一緒にフキフキしようね」
言葉で伝えることで自分の要求が相手に伝わることを経験してもらいます。また、関係を修復する方法を学びます。まだ言葉が出ない時は、”貸して”の時に手を出す、”ごめんね”で頭を下げる、などジェスチャーを教えてあげ、大人が言葉を添えます。
☆繰り返し経験することで少しずつ覚えていきます。気長に教えてあげましょう。すぐにやめられない時は、抱き上げてその場を離れる、他のことに誘ってさっと気持ちをそらすなどすると切り替えられることもあります。
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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