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【発見や学びをサポート】どんぐりの下処理を通じて自然の恵みを感じてみる
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
秋の遊びに欠かせないどんぐり。
拾って楽しいだけでなく、そのあとに様々な遊びができる素晴らしい木の実です。
丸いもの細長いもの、たまにどんぐりではない実も手に入りますね。
これからどんな遊びをしようかと、心が躍ります。
秋の工作のために、どんぐりを拾いに行って、落ち葉も拾おうと思ったら、落ち葉の時期は微妙にずれていることに気がつきます。
先にどんぐりを拾っておいて、落ち葉の季節を待つといいでしょう。
クリスマスの工作にも使えますので、今のうちにたくさん拾って保管しておきましょう。
拾ったどんぐりは中に虫がいる場合がありますので、下処理をしてから遊ぶと長持ちします。
①洗って、水につける
浮いてきてしまったどんぐりは取り除きましょう。
②駆虫する
空炒りする、茹でる、レンジにかける、冷凍する、塩水に漬けるなどいろいろな方法があります。
それぞれ
・空炒り→確実だが割れやすい
・茹でる→確実だがその後乾燥時間が必要
・冷凍→失敗することあり。家庭用冷蔵庫だと時間がかかる
・塩水に漬ける→失敗することあり。漬けている間に虫と遭遇することがある
などの、メリットデメリットがあります。
ご家庭で扱いやすい方法で下処理をします。
(個人的には茹でて乾かすやり方が失敗が少ないように思います)
▲電子レンジを使った方法は、短時間で出来ますが、加熱しすぎると割れやすく、殻がはじけて危険なことがありますので、あまりお勧めいたしません。
③乾燥させる
乾いているように見えて、水分をたくさん含んでいるどんぐり、
直接太陽光に当てると割れてしまうことがあるので、陰干ししておくと良いでしょう。
下処理が出来たら、ある程度空気の通る日の当たらない所で保管しましょう。
こうしておくと、季節でなくても色々な場面でどんぐりを使った遊びができますね。
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あそびの可能性が広がる!!
おすすめの声かけ
「たくさんどんぐり取れたね。虫さんが出てこないようにするからちょっと待っててね」
洗いながら、どんぐりの種類を調べてみるといいでしょう。
図鑑をめくるのもいいですし、インターネットで調べるのもいいですね。
参考・外部リンクにどんぐりを調べるのに役に立つリンクを載せておきますので参考にしてみてください。
「これは細長いからシイかな? 丸いのは何だろうね?」
食べられる種類もあります。
マテバシイやスダジイはタンニンが少なくて、あく抜き無しで食べられます。
浮いてきたどんぐりを集めて、どんぐりの中にいる虫を飼育してみるのも楽しい遊びです。
「中の虫をみてみようか? 何の幼虫だと思う?」
自然の恵みは子どもの育ちにとって無駄になるものがありません。
色々な場面で発見や学びがあります。
下処理をしないどんぐりは、遊び終わったら土に埋めて芽が出るかどうかを調べてみるのもいいと思います。
我が家では、幼稚園の時に拾ったくぬぎが、5年経って子供の背丈ほどに成長しています。もっと大きくなってどんぐりが落ちてくるのはいつ頃でしょうか?
たのしみですね。
あそびかた・作り方
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こんなお子さんにおすすめ!
お役立ちコンテンツ
参考・外部リンク
http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/sss3/
絵本「どんぐりだんご」福音館書店 作 小宮山 洋夫
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=3825