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変化が苦手!いつもの方法や手順にこだわる子どもはどんな背景があるの?
声かけのシーン(背景・導入)
服を着る順番、おもちゃの並べ方、駅までの行き方、体を洗う順番…
世の中には、その人なりのさまざまなルーティンが存在しています。
健常なお子さんであれば、今日は時間がないからちょっと手を抜いちゃおうとか、おもちゃは適当に片づけちゃおうとか、誰も見てないから近道しちゃおうとか、その時々に応じて臨機応変に対応できることが多いのですが、この柔軟さが苦手な子がいます。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
要因1)最初から最後まで決められた順番通りにやることが正しいと思っている
こういったお子さんには、最初にルールや流れを教えるときに2パターン伝えておきましょう。
「時間があるときの掃除は、①xx、②zz、③yy・・・・・です。時間がないときの掃除は、①xx、②zzで終わりです。」
要因2)少しでも定位置や順番が変わると何もかも変わったような気になってしまいどうしたらよいのか分からなくなる
固定化されているものは「これはこの順番がいいんだよね。そうしようね。」と声をかけ、出来るだけ動かさないように配慮してあげましょう。どうしても動かしたいとき、変更したいときは、「このカレンダーを見てください。今は〇月です。△月になったら、このおもちゃの置き場所を変えます。次の場所はココか、ココか、ココのどこがいいですか?」など、お子さんの特性の強さに合わせて、カレンダーなどを使いながら、2週間ぐらい前から予告していくといいでしょう。
要因3)過程を飛ばしたり途中から始めたりすることにどうしても強い抵抗がある
状況が許す範囲であれば、「今日は最初から最後までやってもいいよ」「今日は時間をかけてもいいよ」などと声をかけ、特別にしてもよいことにしてあげましょう。
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