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冗談が通じない。嘘との違いが分からない子どもへのアプローチ方法
・言葉の裏の意味が分からない
・雰囲気や空気感を察知しにくい。
・規範意識が過剰に強い。
親として出来る対処法としては、
■冗談の意味を教えて誤解を解く。
■周りの子にもお願いをする。
■心構えをさせる。
■もし傷つけたら言い訳せずにすぐに謝る。
などがあります。
冗談と嘘は何が違う?
冗談のつもりの一言に、真に受けて返答をしてしまう子、冗談と嘘の違いが分からず本気で怒りだしてしまう子がいます。
まず、「冗談」と「嘘」のそれぞれの意味はweblioの辞書によると、以下の通りです。
■冗談
1 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。
2 たわむれにすること。また、そのさま。いたずら。
■嘘
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。
2 正しくないこと。誤り。
3 適切でないこと。望ましくないこと。
「冗談」は比較的ポジティブな意味合いが含まれるのに対して、「嘘」はネガティブ・否定的な意味合いが含まれています。
子どもによってはこの違いを上手く区別できないケースがある要因として考えられることは、次のようなものがあります。
・言葉の裏の意味が分からず文字通りに捉えてしまう。
・その場の雰囲気や空気感を察知しにくい。
・ルールは守らなければならないという規範意識が過剰に強くて冗談が許せない。
その子のもつ生真面目さ、思考のかたさ、融通のきかなさなどをサポートしてあげましょう。
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冗談が通じにくい子どもにおススメの声かけ
■冗談の意味を教えて誤解を解く
「これは『嘘』でなくて、『冗談』って言うんだよ。」
「『冗談』はね、楽しく笑ってもらおうと言っていることなんだよ」
「〇くんは、冗談を言って、みんなに笑ってほしかったんだって。馬鹿にしてるわけじゃないんだよ」
「今度から、"冗談だよ"って言われたら、怒らないでね」
■周りの子にもお願いをする
「△くんは、冗談をほんとうだと思ってビックリしちゃったみたいだよ」
「冗談をいった〇くんも悪くないし、△くんも悪くないよ」
「これからは、△くんに冗談をいったら、冗談だよ!って言ってあげてね」
■心構えをさせる
「〇くんは時々、冗談を言うかもしれないけど気にしないでね」
■もし傷つけたら言い訳せずにすぐに謝る
「ごめんね!冗談で言ったんだけど、嫌な思いしたね」
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