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手の消毒にこだわる子どもへの対応と手のケア
声かけのシーン(背景・導入)
手の消毒にこだわりすぎて、
「そんなに何度も消毒しなくていいよ」と言っているのに、子どもがいつまでも手の消毒をする…
一体どうすればいいのでしょうか?
ウイルスの流行などのご時世や社会情勢に影響を受けて、手指の消毒が推奨され習慣化したことにより、状況が落ち着いたあとも、強迫的にマスクをつけたり、強迫的に消毒をする子どもの相談を耳にするようになりました。
考えられる要因として、次のようなことがあります。
・こまめに消毒!絶対守らなきゃいけない!と強く刷り込まれてしまっていて、新しいルールに柔軟に切り替えられない
・バイキンは全て消滅させなきゃ!と強く思っている
・手は消毒はすればするほどいいはずだ!と強く思っている
1度身についたルールを絶対に守ろうとする姿勢は長所でもありますが、思考のかたさや融通の効かなさ、2極化思考の傾向は、短所にもなりえます。
このような時におススメの声かけをご紹介します。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
■消毒の必要性について正しく教える
「病気が流行ってる、いっぱいウイルスがいるってニュースでやってたら、しっかり消毒しようね」
「でも、病気が少なくなったり、ウイルスが減ってきたら、消毒は減らそうね」
■手のケアについて教える
「菌はね、目に見えないけど、良い菌と悪いバイキンがいるんだよ」
「良い菌は、手のひらや手の甲を、手の病気から守ってくれてるの」
「でも消毒すると、手についている悪い菌は死ぬけど、良い菌も一緒に死んじゃうの」
「良い菌が死んじゃうと、手がガサガサになったり、ブツブツができたり、痒くなったり、病気になりやすくなっちゃうんだよ」
「手にいる良い菌を守るには、どうすればいいと思う?」
■消毒のかわりにハンドクリームを渡す
「こうしてあげると、良い菌が喜ぶよ」
「こうすると、手を守ることができるよ」
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