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怒られたくないから誰かのせいにしちゃおう。絵本『コップをわったねずみくん』
声かけのシーン(背景・導入)
ある日、主人公のねずみくんはコップを割ってしまいます。
でも、誰にも見られていません。
お母さんに怒られると思ったねずみくんは、他の人のせいにすることを思いつきます。
あれこれ嘘を考えるねずみくん。どうしても怒られたくありません。
果たして、上手くいくのでしょうか。
『コップをわったねずみくん』は、嘘をつくのはいけないこと、と子どもに伝えるよりも、嘘をついたら苦しいんだ、素直に謝るって大切なんだ、ということを教えてあげられる絵本です。
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おすすめの声かけ
・ねずみくんの気持ちに寄り添う
「ねずみくんは、どうして誰かのせいにしようとしたんだろうね?」
「ねずみくんは、どうしてこんなに怒られたくないんだろうね?」
「ねずみくんはわざとじゃないのに、どうして素直に謝らないんだろうね?」
・相手の気持ちに寄り添う
「自分にせいにされたゾウさんや、キリンさんは、どんな気持ちになるのかなぁ?」
「〇くんは、友達から自分のせいにされたら、なんて言い返す?」
・嘘をつくことの苦しさを教える
「ねずみくん、嘘ばっかりで、なんだか楽しくなさそうだね」
「こんなに嘘ばっかりついたら、ともだちに嫌われちゃうね」
「ママパパは、ねずみくんが嘘をついているって知ったら、どう思うかなぁ?」
「嘘をつくと、なにかよいことがあるのかなぁ?」
・素直に謝ることの大切さを教える
「誰かのせいにするんじゃなくて、ねずみくんはどうすれば良かったと思う?」
「失敗したり間違えたりしても、ちゃんと謝って反省すればいいんだよ」
「ごまかしたり、謝るのが遅くなるほど、仲直りするのが難しくなるんだよ」
「ママパパは嘘をつかれたり、誰かのせいにされたりしたら、すごく悲しい」
「ママパパも、失敗しちゃったときは、反省して、ごめんなさいって言うようにしているよ」
「だから〇くんも、誰かのせいにしたくなっちゃうようなことがあったときは、素直にごめんなさいって、勇気を出して謝ってほしいな」
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こんなお子さんにおすすめ!
材料:
絵本『コップをわったねずみくん』
参考・外部リンク
作/なかえよしを 絵/上野紀子
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2380008.html