子どもへの肯定的な声かけ・言葉がけが1000パターン以上。シーン別の声かけレシピ集
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4-6歳の語彙力アップ!年齢別発達と家庭でできる効果的なサポート方法

4-6歳の語彙力アップ!年齢別発達と家庭でできる効果的なサポート方法

最終更新:2024.07.04

記事の目次

サマリー

子どもの語彙力が低いかも…と悩んでいる方は多いと思います。

子どもが言葉を学ぶ最も身近な存在は、親です。

ママパパの言葉遣いを意識して、親子のコミュニケーションを改善していくことで、子どもの言葉のちからは少しずつ伸びていきます。

ママパパが、「ヤバイ」「すごい」「めんどい」のような表現方法ばかり使っていると、子どももそのように育っていきます。

語彙や表現力の育ちを支えるために、まずは大人が見本となって、子どもに習得してほしい言葉を意識的に用いるようにしましょう。
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記事の執筆者

子育て中のパパママ、こんにちは。臨床心理士、公認心理師の資格をもつ声かけサポーターとして、日々の「困った!」に役立つ情報をお届けしてまいります。
一緒に悩みながら、少しでも心を休めて、子育てしていきましょう。
たくさんの声かけレシピの中から、お子さんにあうレシピが見つかりますように。
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年齢別の語彙力・語彙の発達と話せる内容

2歳:300語程度

話せる内容:

簡単な名詞(「ママ」「パパ」「犬」など)。

基本的な動詞(「行く」「見る」「食べる」など)。

単純な形容詞(「大きい」「小さい」「美味しい」など)。

単語を組み合わせて簡単な二語文を作る(「ママ 来る」「犬 走る」など)。

2歳児は、基本的なニーズや感情を表現するための単語を使って話すことができ、身近な物や人を指さしながら言葉を使います。

3歳:1000語程度

話せる内容:

より複雑な文(「私はお腹が空いた」「おもちゃで遊びたい」など)。

基本的な質問をする(「これ何?」「どこに行くの?」など)。

色、形、数などの概念を理解し話す(「赤いボール」「三角の積み木」など)。

簡単な物語や出来事を説明する。

3歳児は、周囲の環境についてもっと具体的に話し、日常生活の出来事を伝えることができます。

4歳:1500語程度

話せる内容:

より詳細な説明や物語を話す(「昨日、公園で友達と遊んだ」など)。

感情や理由を説明する(「怖かったから泣いた」「楽しかったから笑った」など)。

仮定の話や想像力を働かせた会話(「もしお姫様だったら…」など)。

他人との会話のキャッチボールを楽しむ。

4歳児は、会話の中で感情や理由を述べ、より細かい話をできるようになります。

5歳:2000-2500語程度

話せる内容:

複雑な文や多段階の指示を理解し実行する(「おもちゃを片付けて、手を洗って、テーブルに座って」など)。

より深い質問や議論(「どうして空は青いの?」「なぜこれは起こったの?」など)。

他人の視点や感情を理解し、それに基づいて話す(「友達が悲しいから、一緒に遊ぼう」など)。

物語を創作し、詳細な説明や設定を話す。

5歳児は、抽象的な概念や複雑な状況について話し、他人との対話をより深く楽しむことができるようになってきます。

子どもによって発達のペースは異なります。各年齢で話せる内容は、家庭環境や個々の発達に応じて変動します。

6歳:3000語程度

話せる内容:

物語の創作。自分で物語を創作し、それを詳細に語ることができます。「おばあちゃんの家でリスが木の実をたくさん集めていて...」。

複雑な感情と理由の説明。自分の感情やその理由を詳細に説明できます。また、他人の感情を理解し、それに応じた行動を取ることができます。「今日は友達とケンカしたけど、仲直りできて嬉しかったよ。」

抽象的な概念や未来の出来事。抽象的な概念について考えたり、未来の計画や希望について話すことができます。「将来、シェフになって美味しい料理を作りたいんだ。」

論理的な思考と議論。論理的な思考を用いて、物事を説明したり議論したりする能力が発達します。「なぜ太陽が昇るのかっていうと、地球が回っているからだよね。」

多段階の指示を理解し実行。複数のステップからなる指示を理解し、それを順番に実行することができます。「おもちゃを片付けてから、手を洗って、宿題をやってね。」


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湘南北部療育センター (藤沢市)

語彙力を上げる為におうちで出来るサポート方法

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大きなライオン、かっこいいね。タテガミがふさふさだね。

子どもの発言にひとこと加えて反応してあげる

(例)子「ライオン!」

親「大きなライオン、かっこいいね。タテガミがふさふさだね。」

(例)子「トンボ!」

親「赤いトンボが木にとまったね。羽が4つあるね。」

子どもの行動や気持ちを実況中継してあげる

(例)「〇〇ちゃんが、階段をのぼりまーす」

「一番上まで登りました、高いねー」

「〇〇ちゃんがあくびをしています。ねむたいねー。」

遊びを通して語彙を増やす

(例)ひもを使って「ながーい、みじかーい」

(例)歌や手遊びで「お水ゴックン」「肩トントン」

(例)言葉遊び しりとりやカルタ、3ヒントクイズ

絵本の読み聞かせ

ことばの力を育むだけでなく、親子の大事なコミュニケーションの時間になります。

もちろん、日々の会話を楽しむことや、お子さんの話をたくさん聞いてあげることも大切です。ママパパで協力し、言葉の育ちを応援していきましょう。


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こんなお子さんにおすすめ!

3~5歳 男の子 女の子

お役立ちコンテンツ


参考・外部リンク

PVT-R絵画語い発達検査 2008年
著者 上野 一彦、名越 斉子、小貫 悟
https://www.nichibun.co.jp/seek/kensa/pvt_r.html





2023/10/07 対象 5歳~

2024/08/27 対象 4歳~

2024/01/25 対象 6歳~

2024/04/12 対象 5歳~

2023/03/03 対象 4歳~

2023/03/10 対象 5歳~

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