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小学1・2年生の宿題が長時間に!親ができる声かけ&先生への相談ポイント
記事の目次
記事の執筆者
声かけのシーン(背景・導入)
宿題をみんなと同じペースできないことを悩まれているご家庭は多いです。
小学1,2年生で家庭学習の多さに困ったら、時間をはかってみてください
・宿題に二時間以上かかってしまう
・自力でできていない
と感じたら、解決法をを考えるときです。
特に、頑張っているのに二時間以上かかってしまう場合は、おうちだけで頑張り続けるよりも学校の先生に相談したほうがいい場合もあります。
学校の先生たちは、自力で一時間程度で終わることを想定して宿題を出しています。
実際は泣きながら二時間も三時間も、宿題に時間を使っていることを知らない可能性もあります。
大前提として、小学生1、2年生の放課後は、体の発達やコミュニケーション能力の発達にとても大切な時間です。
また、成長の個人差も大きく、宿題に適した能力が発達途中である可能性もあります。
宿題をやっていく以上に大切なことを見逃さないようにしましょう。
・相談する前に考えておきたいこと
→何が出来なくて時間がかかっているのか
→子どもの特性と、家で行っている配慮
→宿題をどうしたいか(減らしてもらいたい、別の物を代わりにやりたい、など)
担任の先生との話をする時に、先生の宿題に対する考えをきいておくと、意見の行き違いを防げるでしょう。
→今の学年に必要な家庭学習の時間
→学校の様子から、自分の子にはどのくらいの量が適当だと感じているのか
→どういった目的の宿題なのか
「〇〇はできるけど、〇〇は頑張ってもできない」という内容があれば、伝えておくといいと思います。
家庭での宿題は、お子さんにとってプラスになるものであるべきです。
明らかにお子さんの生活の負担になっていると感じた場合、相談してみることで別の方法が見つかるかもしれません。
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こんな「声かけ」がおすすめ!
「終わるまでにどのくらいかかってるか、先生に知ってもらおうね。時間をはかってやってみようね。」
学校の先生と宿題の目的を確認してみてください。
お子さんの苦手なことを教師と共有することで、どんなことを家で練習すればいいのかが明確になってきます。
子どもが、宿題をやり終えた達成感を味わえるようには、どうしたらいいのかも踏まえて
→減らしてほしい
→簡単にしてほしい
→できなかった日に、過剰に叱らないでほしい
と相談してみましょう。
それを踏まえて、学校の先生と決めたことについては、
「〇〇君が出来る宿題をもらっているから、必ずやらなければならないことは、やろうね」
と学級運営に協力していきましょう。
世界的には低学年で多くの宿題を課す教育は、見直されつつあります。
お子さんが自分の時間を多くとれるように、学校と連携していきましょう。
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こんなお子さんにおすすめ!
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参考・外部リンク
「宿題は多すぎない限り効果的」
「低学年は少なくすべきだ」
クーパー教授は「宿題の量は学年×10分が目安になる」と発表している。
小学1年生→10分
小学6年生→60分