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どう読む?絵本「もうふりまわされない!怒り・イライラ」でアンガーコントロール
声かけのシーン(背景・導入)
小学生におすすめのアンガーコントロールの本をご紹介します。
機嫌よく生活することは、自分のやりたいことにたくさんの時間を使えるということです。
学校であった嫌な出来事をずっと引きずったり、嫌いなあの子のことばかり考えてしまったり、学校でアンガーコントロールが必要な場面がたくさんあります。
家でも、おうちの方に叱られたり、きょうだいげんかをしたり、自分で怒りをコントロールしなければならない場面がありますね。
お子さんの本棚にそっと一冊忍ばせておいて、必要な時に手に取ることができるようにしておくのもいいでしょう。
本のはじめに、著者は「怒りとじょうずに付き合う方法」は我慢することではなく、「向きあって、ふりまわされず、自分でコントロール」することだと定義しています。
本の中では、色々な種類の怒ってしまった時の対処法を教えてくれます。
また、怒りやすい考え方に焦点を当てて、怒りにくい考え方を身につけ、じょうずに怒りを伝える方法も網羅されています。
コミカルなイラストで、小学生に伝わりやすく書かれた素晴らしい実用書です。
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是非、保護者の方にも一緒に読んでいただいて、怒りに対して同じ目線を共有しましょう。
ご家庭では不必要な衝突を避けるために、
お子さんに、
「私のどんなことろがイライラする?」
と質問してみると、実に興味深い回答がもらえます。
(私自身、息子から「面白いお母さんしてても、時間になると真面目なお母さんになっちゃうところが嫌」という貴重な意見をもらいました)
保護者がうっかりやってしまっていること、言葉の癖などを知る良い機会になるでしょう。
お子さんにも、保護者の方がどんなことに我慢できずに腹が立ってしまうかを伝えておきましょう。
「私にもやりたいことがあるから、時間を守って行動してくれないと、イライラしちゃう」
「パンが焼けたのに、すぐ食べてくれないと、おいしくなくなっちゃうのが嫌だな」
どうしても譲れない部分を共有しておくというのも衝突を避けるのに良い手段です。
子どものための本というだけでなく、家族それぞれの価値観を知るきっかけになる良い読書になるでしょう。
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こんなお子さんにおすすめ!
参考・外部リンク
もうふりまわされない! 怒り・イライラ 名越 康文 監修
https://www.nihontosho.co.jp/book/b559803.html
学校では教えてくれない ピカピカ自分みがき術シリーズhttps://www.nihontosho.co.jp/search/s16870.html