子どもへの声かけレシピ集
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大切なものを壊されて悲しい子どもへ、親ができる心のケアと声かけ方法
最終更新:2024.09.11
記事の目次
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声かけのシーン(背景・導入)
兄弟間や友達間で、大切にしているものを壊した、壊されたというトラブルが起きることがありますね。
大人から見てたいしたものに見えない時でも、本人にとって大切なものであればそのショックは相当なものです。
とても高価な服やカバン、車、買ったばかりのソファや家具、家電製品に傷をつけられたと想像してみると、自分の作品や持ち物を傷つけられる子どもの気持ちが想像できるかもしれません。
誰にとっても、大切なものを失ったときはショックですぐに受け止めることは難しいものです。「完全にもとに戻して!!」と要求したり、激しい怒りを表したりすることもあるでしょう。
■注意点
そんなときに、「そんなに怒らないで」「そんなに大したことじゃない」などと子どもの感情を過小評価してしまうと、子どもは自分の気持ちを理解してもらえていないと感じ、自分の気持ちを抑え込んでしまったり、現実を受け止めるのにより時間がかかってしまうこともあります。
大切なものを壊されてとても怒っていたり悲しんでいたりする子どもにはどんな声かけをしたらよいでしょうか。
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こんな「声かけ」がおすすめ!

そんなに大事なものが壊れちゃったらそりゃあ悲しいよね
1 子どもの感情を表出させ、共感的に話を聞く
大切なものを壊されてしまって悲しんでいる子どもに対して、感情を理解し共感しながら話を聞きます。
「〇〇が壊れちゃって悲しいね」
「どれだけ大切なものだったの?」
「そっかぁ。宝物だったんだね」
「〇〇からもらった大事なプレゼントだったんだね」
「一生懸命作ったものだったんだね」
2 失った悲しみを受け止める
「そんなに大事なものが壊れちゃったらそりゃあ悲しいよね」
「本当に残念だね」
「怒るのも当然だよ」
こんな風に子どもの感情を正当化します。①でどれほど大切なものかをしっかりと聞くことで、子どもの本当に悲しかった気持ちを受け止めることができます。
無理に相手を許させよう、その場を収めようとせず、子どもの感情をしっかりと受け止めることで、子どもの心が落ち着いてくるのを待ってから解決方法を考えます。
3 解決方法を探る
「直す方法があるかな?」
「直らなかったらどうしようか?」
「もっとかっこいいの作る?」
4 相手への対応を一緒に考える
「〇〇ちゃんはどうして壊しちゃったんだろうね?」
「わざとじゃないみたいだね」
「悪かったと思っているみたいだね」
5 次からの対応を考える
「どうしたら今度から壊れないだろうね?」
「お友達と遊ぶときは、壊れたら困るものは持っていかないようにしようか」
「大切なものは弟妹の手が届かないところにしまっておこうね」
※自分の子どもが壊してしまったときの対応はこちら→https://ch-playlist.com/recipe_private/1462
大切なものを壊されてしまって悲しんでいる子どもに対して、感情を理解し共感しながら話を聞きます。
「〇〇が壊れちゃって悲しいね」
「どれだけ大切なものだったの?」
「そっかぁ。宝物だったんだね」
「〇〇からもらった大事なプレゼントだったんだね」
「一生懸命作ったものだったんだね」
2 失った悲しみを受け止める
「そんなに大事なものが壊れちゃったらそりゃあ悲しいよね」
「本当に残念だね」
「怒るのも当然だよ」
こんな風に子どもの感情を正当化します。①でどれほど大切なものかをしっかりと聞くことで、子どもの本当に悲しかった気持ちを受け止めることができます。
無理に相手を許させよう、その場を収めようとせず、子どもの感情をしっかりと受け止めることで、子どもの心が落ち着いてくるのを待ってから解決方法を考えます。
3 解決方法を探る
「直す方法があるかな?」
「直らなかったらどうしようか?」
「もっとかっこいいの作る?」
4 相手への対応を一緒に考える
「〇〇ちゃんはどうして壊しちゃったんだろうね?」
「わざとじゃないみたいだね」
「悪かったと思っているみたいだね」
5 次からの対応を考える
「どうしたら今度から壊れないだろうね?」
「お友達と遊ぶときは、壊れたら困るものは持っていかないようにしようか」
「大切なものは弟妹の手が届かないところにしまっておこうね」
※自分の子どもが壊してしまったときの対応はこちら→https://ch-playlist.com/recipe_private/1462
記事の執筆者
はじめまして!はなさかかあさんと申します♪
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
公認心理師、臨床心理士で5児の母です。スクールカウンセラーとして保護者の方、お子さん、先生方の相談にのったり、発達障害のお子さんの支援をしたりしています。モンテッソーリ教育についても少し学んでいます。
子育てってとにかく忙しい!時間がない!思い通りにいかない!疲れる!!
毎日があっという間に過ぎていくし、「どうしたらいいの!?」と思うことの連続ですよね。
私自身、日々子育てに悩みながら、それでも少しでも子どもたちにとってよい対応をしたいと試行錯誤してきました。
5人の子どもを育ててきて思うことは、同じ家庭で育っても子どもによって個性が全く違うということです。花でも、暖かいところが好きな花、涼しいところが好きな花、水のあげ方や好む土壌などそれぞれ違いますよね。
子育てもそれと同じだと思っています。どんな環境で、どんな育て方をしてあげるのがいいのかはその子によって違います。
花と違うのは、その子がどんな大人になるのか、どんな風に育てるのが合っているのかを誰も知らないということ。いろいろやってみて何が我が子に合うのか合わないのかを見つけていくことはとても難しいけれど、とてもクリエイティブでやりがいのある仕事だと思います。
声かけレシピには、私自身が子育てで工夫していることに加えて専門的な視点からも役立つと思う情報を載せています。
少しでもヒントになる部分があれば幸いです。
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