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【2歳・3歳】子どもが髪を切らせてくれない!嫌がる心理や感覚過敏への理解と声かけ
この記事では髪を切られるのを嫌がる際の要因を列挙したうえで、それぞれに対しての具体的な声かけを紹介しています。
髪を切られるのを嫌がる、考えられる要因
子どもの髪の毛をおうちでカットしている方は多いと思います。
しかし中には、感覚過敏やこだわりなどの理由によって髪を切られるのを異様に嫌がる子どもがいます。
要因としては
■切ったあとに散らばる髪のチクチクが嫌
■切るときのハサミのジョキッて音が嫌
■変化に弱くて切ったあとの見通しが立たず不安
■何をされているのか今どんな状態なのか分からず嫌
■じっと座っているのがしんどい
■髪を伸ばすことに強いこだわり など
だからといって切らないわけにもいきません。
以下では、それぞれの要因別にどのように声をかければいいか、紹介しています。
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要因別の子どもへの声かけ例
■切ったあとに散らばる髪のチクチクが嫌なのかも
「チクチクしないようにこれ着けようね」
「顔に付かないようにこれ着けようね」
「切り終わったらすぐお風呂行こう!」
■切るときのハサミのジョキッて音が嫌なのかも
「アニメみながら切ろうね」
「イヤホンつけて動画見てよう!」
■変化に弱くて切ったあとの見通しが立たず不安なのかも
「今の髪はこんな感じです」
「これをこんなふうに切ります」
Before→Afterのよう1枚の絵で見れると◎です。
「(子ども用雑誌を見せて)こんな髪型にするよ!」
■何をされているのか今どんな状態なのか分からず嫌なのかも
「(鏡で見せながら)横の髪を3回チョキンしま〜す」
「後ろの髪がギザギザなのできれいにしま〜す」
■じっと座っているのがしんどいのかも
「(鏡を使って)お客様、今日はどうしますか〜?」
「お客様髪伸びてますね〜…あ、ここちょっとボサボサしていますね〜!格好よく直しますね〜」
と接客風に対応しましょう。
■髪を伸ばすことに強いこだわりがあるのかも
「どうして髪を伸ばしているの?」
「切りたくないのはどうして?」
と本人の気持ちを聞いてみましょう。
納得できるものなら許容してあげてもいいですし、どうして切りたいのであれば「髪は○cmになったらきります」とはっきり決めるのも良いでしょう。
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