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子どもがお友達関係で落ち込んでいる。どんな風に声をかける?
声かけのシーン(背景・導入)
世の中にはいろんな人がいます。
育ってきた環境や、日々見ている世界も人それぞれ違います。
人は人から学ぶことで大きく成長します。
違った価値観や考え方を知ることで世界観も広がるでしょう。
子ども達にも、色んな人と出会ってほしいから「みんなと仲良くしようね」「お友達と遊ぶと楽しいよ」など、ついつい言ってしまう声かけです。
そんな広いようで狭いこの世界において、みんなと仲良くしようって声かけは、性格がはっきりしている子、自分ルールの強い子には、ちょっぴりつらいようです。
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ある日、息子がこんなことを教えてくれました。
「あの子に今日こんなこと言われたんだ。すごくショックだった。
本当は仲良くしたいのに、どうやったら仲良くなれるんだろう」
否定的な言葉や乱暴な言葉を言われて傷ついたんだそうです。やめてって言っても聞いてくれず、息子も時々乱暴な言葉をつかってしまうので度々トラブルになっていました。
ご飯の時も、箸が進まないくらい物思いにふけってしまい、その様子を見ていて、もう心が壊れてしまうんじゃないかと胸が痛くなりました。
「そっか、仲良くなりたいんだね。優しいね。
きっと、振り向いてほしくてあんなこと言ったんじゃない?」
そんな風に返事を返したのを覚えています。
きっと、今はお互い衝突してしまう相手でも、時間の経過、環境の変化でふとした時に理解しあえたり、分かり合えることがあるかもしれませんね。
試行錯誤を繰り返しながら自分にとって、人との居心地の良い距離感や人間関係を築いていく。
子どもも大人と一緒なんだなって思いました。
自分も他人も日々変わっていきます。
“今ある場所も環境も全てじゃない。
今も大切にして、まだ見たことのない、いろんな世界を見てみよう。”
そんな想いで今日も過ごせたらいいなと思っています。
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