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【2-3歳児向け】室内で風船遊び
声かけのシーン(背景・導入)
2歳児と一日中家の中で過ごさなければならないとき、親はとても大変ですよね。
雨の日などで外に遊びに行けないと、子どもたちのエネルギーが発散できず、子どももイライラ、親もガミガミ、なんだか疲れてしまいますよね。
2歳児はとても活発で、走り回ったりジャンプしたりよじ登ったりと、自分の身体をいっぱいに使って活動することが大切な時期です。
家の中は外に比べて狭く閉鎖的なので活動できる範囲が限られ、刺激も少ないです。そのため、エネルギーが発散できずに欲求不満となりぐずってしまいやすくなります。
そんなときのお助けアイテムが風船です。風船は柔らかく動きがゆっくりなので室内遊びにぴったり!お家のものが壊れてしまう心配もなく、安全で子どもたちが夢中になって遊んでくれるのでお勧めです。
■2-3歳児はこんなことが出来るようになります。
◇脚や体幹の筋肉が発達し、バランス感覚もついてくる
・安定して歩いたり走ったりできる
・階段の上り下りができる
・ジャンプができる
◇目と手の協調運動ができるようになる
・ボールを投げる、蹴る、キャッチすることができる
・三輪車のペダルを漕げる
◇手先が器用になる
・絵を描いたり色塗りができる
・紐にビーズを通せる
・はさみが使える
このような2,3歳児の発達に合わせた、風船を使ってできる遊びを紹介します。
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あそびの可能性が広がる!!
おすすめの声かけ
1 風船ジェット
風船を膨らませたら口を結ばずに手を放します。空気を噴き出しながら風船があっちこっちに勢いよく飛んでいき、追いかけて走り回るのが楽しい遊びです。目で動きを追うのも動体視力を育てます。
2 風船と親しむ
膨らませた風船をただただ渡しておくだけでしばらく楽しく遊んでいます。風船をつかんだり離したり、投げたり蹴ったり、キャッチしたり、風船の動きに慣れるため自由に遊んでもらいます。「ふわふわだね~」と風船の動きを楽しみます。
3 風船キャッチボール
向かい合って風船をキャッチしあいます。最初は転がして、だんだんと空中でキャッチボールをしてみましょう。風船を投げるとき、どのタイミングで手を離したらよいか、キャッチするために風船をよく見てどんなふうに手や体を動かすかなど、身体を協調して動かす練習になります。
4 風船レース
うちわを使って風を起こし、風船を浮かせてみましょう。風の力で風船が浮き上がって動くことがよくわかり、遊んでいるだけで科学的な体験にもなります。段ボール箱をサッカーゴールのように見立てて、「あおいでこの中にいれてみよう」というのも楽しいです。
5 風船バッティング
天井から紐を使って風船をつるし、丸めた新聞紙などで叩いてみましょう。ちょっと高めにしてジャンプして風船にタッチ!でも面白いです。転がった風船を取りにいかなくてもいいので、子どもだけでも集中して遊んでくれます。「狙って当てる」という行動は自分の身体を自由に使えている満足感につながり、また、当たったときの感覚が面白いので繰り返し遊べます。
6 風船アニマル
風船に画用紙で顔や手足、髪の毛などを作って両面テープで貼り付け、生き物を作ってみましょう。紐をつけてお散歩しても楽しいです。手先を使ったり創造力を発揮して工夫して遊ぶことができます。
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こんなお子さんにおすすめ!
材料:
風船
(あれば、紐、うちわ、画用紙、はさみ、両面テープなど)